自分の進む道が分かれていて、
どちらを選べばいいのかわからない時、
どちらを選べばいいですか？
と自分に問う代わりに、
私は、
「私は私の夢、魂を生きる道にいますか？」
と自分に問います。
すると、
そんなことを問うまでもない、と感じます。
右を選んでも左を選んでも、
私はどうやっても私の夢、魂を生きる道にいて、
経験するべきことは
必ず経験するように宇宙はできている、と知っています。
本当に魂が望むもの、魂の道は、
すでに初めから魂の設計図として書かれていて、
（魂が本当に決めたことについては、です。）
私たちがそれを知らなくてもその道に私たちはいて、
私たちはそれを知る必要はなく、
ただ思うままに生きればいいだけです。
人は選択ミスをしたら
夢が叶わなくなったり、遠回りになるのではと
恐れたり不安になったりしますが、
近道はどちらか、
楽に良い結果に繋がるのはどちらかを
悩んでも意味はなく、
それは魂にとっては重要ではなく、
どちらを選んでも道は繋がっていて、
心に素直に生きていれば、
いつも正しい道にあり、
何も心配する必要はないのだと、ある時気づきました。
そして、
遠回りをしたくない、
辛く苦しい道を歩きたいくない、と思う気持ちはエゴで、
例えちょっと遠回りになったとしても、
その道中で出会う人、見るもの、感じることの全ては、
必ず宝物となり、
後でその道を歩いてよかったと思うものだと気づきました。
そこかしこに贈り物が散りばめられていて、
それに比べれば
早いか遅いかなんて、魂レベルではどうでもいい問題で、
それよりその道中を楽しむことの方がずっと大事で、
そう知っていて、そう感じていることが宇宙への信頼であり、
絶対的な安心感なのです。
そして本当にこの選択でいいのだろうか？と不安になる時も、
どんなに自信がない選択をしたとしても、
迷いや不安も含めて、それが今の自分の選択なら、
それでいいのだと知りました。
何故なら、宇宙は私がどんな人間かを知っていて、
そんな不安や自信のなさも織り込み済みで、
魂の道は書かれているのですから。
人はそのすでに書かれている道を知りたい、
そして遠回りをせずに歩きたいと望みますが、
それは自分を、そして宇宙を信じていないからです。
信頼できないから、先に知りたいと思うのです。
本当に信頼してるなら、
知る必要はないとわかりますし、
知りたいと思わなくなるものです。
だって物語の結末を知っている
小説や映画、冒険なんてつまらないですから。
私は映画や小説で、結末を知っていても
何度でも新鮮な気持ちで楽しめるタイプですし、
むしろハッピーエンドだと知っている方が安心して楽しめる、
と思ったりもしますが、
必ずハッピーエンドになるのなら、
どうやってハッピーエンドになるのか知らない方が
よりワクワクしながら楽しめますよね。
その楽しみを宇宙は奪わないでいてくれるのです。
そんな魂の道を歩く時、
人は誰でも何度も選択をする場面に出会います。
それは例えば、
転職や結婚、離婚とか、
人間関係を変える時や引っ越しなど、
慣れ親しんだ場所や環境を手放す
大きな選択の時もあれば、
日常の中で、例えば
ちょっと高いけれど
本当にやてみたいから、欲しいから、
お金を使おうか、諦めようか、と悩む時や、
このことを言おうか、言わないでおこうかと迷う時、
お菓子を食べようかどうしようか、
渋滞の道で抜け道を通ろうかどうしようか、
傘を持って行くか行かないかなどのような
ちょっとした選択もあります。
そんな無数の選択をする時に、
人はどちらを選べばいいのか、と悩みますが、
その悩みの根底には、
失敗したくない、
ガッカリしたくない、
損をしたくない、
遠回りをしたくない、などの思いがあり、
いつも正解はどちらか？を知ろうとして悩みます。
（スイス ユングフラウヨッホを訪れた時、
クライネシャイデックからウェンゲンまでハイキングしました♪）
正解を知るために、
人に相談をしたり、
データを集めたり、
多くの人の経験から確率の高いのはどれかを探したり、
自分の過去の経験から推測したりしようとします。
でもそれをどんなに時間をかけて、
細かく分析をしても、
絶対に正しい、100%うまく行く道なんてわかりません。
それをすれば絶対に失敗しないならいいかもしれませんが、
散々悩んでじっくり検討しても、
絶対はなく、うまく行かないこともあり、
思うような結果にならない可能性は
どんな場合でもあります。
何故なら魂の道、設計図は、
何事も起こらない道を書いているのではなく、
経験し、そこから学びたいことを学べるように
設計されているからです。
それはどの道を通っても学ぶことになっていて、
だからもし今の自分に挫折が必要なら、
どの道を選択してもそれは経験することになるのです。
だからうまくいく道を探しても無駄なのです。
魂の意思、宇宙はもっと大きな流れの全体を知っています。
ですから、
失敗したくない、早く欲しい結果に辿り着きたいと
人間なら思うものですが、
それは無駄な足掻きで、
それこそが無駄な苦しみだと気づき、
もう自分を、宇宙を、信頼して生きましょう。
信じて大丈夫です。
だってその物語を書いたのはあなたですから。
あなたと宇宙が書いた設計図ですから。
必要なことは、ただ自分で選択することだけです。
どうすればいいか？の答えを探しまわっていないで、
自分はこっちを選びます、と勇気を持って決めることです。
本当に信頼しているなら勇気は必要ないですが、
最初は信じきれなくて不安になったり、
本当にこれでよかったのだろうか？と選択の後で
何度も後ろを振り返って
怖くなったりするかもしれませんが、
そんな時には、
どの道を通っても大差はない、
必要な経験はどの道を選んでも出会う、
私はいつも魂の道の上にいる、
と自分に伝え、
自分や宇宙を信頼すると心を開いていましょう。
そうしていると、
安心材料となるものを探し集めるよりずっと、
ちゃんと魂の道をスムーズに流れに乗って
進んで行くことができますから。
大事なことは、勇気を持って自分で決めることです。
そうして自分で選択をする人が、
魂の道を最も効率よく、深い学びと共に歩むことができ、
結果的に最短で夢の実現や望むものに
繋がっていきます。
何故ならそれは、
人のせいにできない、しないという覚悟、
自分の選択ミスだと自分を責めないという覚悟で
生きているからです。
データや人の意見ばかり気にしたり頼っている人や、
選択に正解と間違いがあるという価値観で生きている人は、
何か問題があった時に、
やっぱり本当はあっちにしておけばよかったのかも、と、
選択を疑い、後悔するからです。
でもそれは間違った考え、無意味なことで、
そう考えることでますます自分や宇宙を
信じられなくなっていき、
さらに魂の道から外れていくことになるのです。
私たちの魂の道はもう書かれていて、
全ての人はみんな
「より純粋で豊かな愛へと成長する」という道にあります。
「結婚をして幸せになる」とか、
「仕事で成功して世間から認められる」というような
人間的な夢とはまた違うものです。
そうした人間的な夢は、
自由に自我の自分が叶えていいものですが、
いくらでも変更できるものです。
そのもう書かれている魂の設計図がどんなものかを
先回りをして知ろうとする必要はなく、
どの道を通っても、必要な経験をしながら
必ずそこにいつかたどり着くようになっています。
宇宙はそれを全力でサポートしていますから。
ですからもう正しい選択探しはやめ、
安心感の中でこの魂の道を
楽しみながら歩いていきましょう。
私たちの選択に失敗も間違いもありません。
全ては完璧で、
私たちはいつも夢へとつながる道を歩いているのですから。
p.s.
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