今日は、
何をすれば安定した暮らしができるのか？や、
自分が生まれてきた目的を知りたい、など
よく私たちが知りたいと答えを探すもの、
でもなかなか見つからないものの、
答えにつながるには？というお話しです。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね(^^)
・
今日も太陽の光あふれる美しい一日でした。
薄い雲が霞のように広がっているのに、
太陽の光は溢れていて、
しっかり影ができていて、
そんな空や光の加減の曖昧さが
柔らかな春らしく、
その空気を感じていると
何だか気分もとてもリラックスします。
若い頃は白黒はっきりさせたい性格で、
どっちかわからないような
意見や、人や、答えにイラっとしたり、
許せなかったりしました。
今もそういうところもあると思いますが、
それでも昔よりはずっと
わからないままであることや、
答えが出ないこと、
はっきりしないことを
受け入れられるようになってきたように思います。
はっきりしない、わからないこともそれはそれでよく、
時が来ればわかること、
時が来なければわからないことがあり、
まだ時が満ちていないのに
無理やり早く答えを欲しがっても
ダメなのだと学びました。
ダメというのは
良くない、正しくないということではなく、
あるがままの流れを歪めてしまう、ということです。
例えば、
どうすれば一生お金に困らず安心して生きられるの？
私は何をすれば、どんな仕事を選べばうまくいくの？
というようなことは、
誰もが知りたいテーマだと思いますが、
それに対して、
「まずは今から〇〇の資格を取って、
△△系の仕事につけばあなたはうまくいきます。」
というような答えが欲しい、知りたいと思ったりします。
でも実際はそんな答えはなく、
またある意味たくさん答えがあり、
一つの絶対的な正解はないのですが、
ないということを受け入れず、認めず、
はっきりした答えが欲しくて探し回ったりします。
この「答えがない」という状況が
私たちにはどうしても納得できなかったり、
気持ちが悪い、スッキリしない、
許せない、受け入れられない、認められないのです。
それは色んな理由がありますが、
その一つに、
小さい頃から学校のテストなどで、
問いに対して正解の答えがある、という中で
生きてきたからというのも大きいと思います。
「答えはあるもの」という価値観が
しっかり根付いているのです。
算数でも社会でも必ず正解が一つあり、
国語の文章問題ですら、
正解というものが存在しました。
（日本の教育は特にそうですね。）
必ず正解の答えがある、というのは、
エゴ的にもとても安心で、納得で、
エゴはそうした
手っ取り早く納得できるものが好きですから、
そのルールが破られるとイラッとし、不安になり、
許せない、納得できない、
早く答えが欲しい！と求めるのです。
（フランス パリ
ピカソやルノワール、ゴッホなどが暮らしたモンマルトルの丘にて。
現代も広場にはたくさんのアーティストが集まっていました♪）
でも大人になってみて、
自分の人生を生きようとしてみると、
そこは答えがない世界、
答えがたくさんある世界で、
早く答えを出そうと頑張っても
そうはいかない世界です。
それはエゴにとってはまるで、
答えはあるのに、自分にはわからず、
隠されているような感じがしたりします。
自分には解けない問題があった時、
学生時代なら先生や友達に聞いたり、
参考書や問題集の回答を見ればよかったのに、
人生では誰も教えてくれない、
どこを探せがいいかもわからない状態で、
人の話を聞いても、
自分には当てはまらなかったり、
状況や基本設定が違ったりして、
同じようにはいかなくて、
探し疲れ、苦しくなったりします。
そんな時にまず気づくといいことは、
正解はない、
そして答えはたくさんある、ということです。
こうしさえすれば絶対にうまくいく、というものはないと
受け入れることです。
そして本当に自分が求めるものは、
ちゃんと与えられるもので、
それは受け取る準備ができた時に届くものです。
早く欲しいのにまだ届かない！
どうして？！何が不十分なの？！と焦っても無駄で、
そうして時が満ちていないものを「早く！」と
コントロールしようとする自分に気づき、
それを手放した時に、届くでしょう。
それが「どうして？！」の理由であり一つの答えです。
（ここが今日のお話の大事なことですよ〜！）
私たちが学生時代に色んなことを幅広く学べたことは
素晴らしいことだと思います。
学校に行くことができたから、
算数とはどういうものかを知り、
化学や物理というものはどういうものかを知ることができ、
旅をすると、
その地域の気候や文化、歴史、文化を通して
大きな視点から世界を楽しむこともでき、
植物や動物、地球や太陽などが繋がっていて、
みんながいて自分が生きているのだとわかります。
こうして文字の読み書きができることも当たり前ではなく、
世界には識字率が30%を切っている国もあります。
義務教育を受けられた私たちは
本当に恵まれていますね。
ただその中で染み付いてしまった
「正解を早く出すこと」は、
もうこだわらなくていいかなと思います。
とはいえ、それでも私たちは
早く安心して生きたくて、
何をすれば安定した暮らしができるのか？を探そうとし、
自分が生まれてきた目的を知りたい、と思ったりします。
それを探すことを諦めなくてもいいのですが、
ただ、
こうすればうまく行くという絶対的な正解やがないということ、
答えは無数にあるということ、
そしてその答えは
「早く正解が欲しい！」というコントロールを手放した時に
わかることだと知っておくといいですね。
それを本当の意味で手放した時が、
それを知る準備ができた時、時が満ちた状態で、
すると答えがわかるのです。
ちなみに、
生まれてきた目的を知りたいとこだわるは、
今の自分に価値を感じられないからであることも多いです。
そしてそのことを自覚していない人も多いです。
その場合は、生まれてきた目的を知ろうとすることより、
まずは今のままの自分に価値があるということに
気づくことです。
今の自分のままで価値があるのだ、と
本当に感じられた時、ハートでわかった時に、
生まれてきた目的が何かわかるでしょう。
それが「時が満ちた」「受け取る準備ができた」状態です。
なんとなくわかってきましたでしょうか？！
こうして眺めると、人生って本当におもしろいなと思います。
トリックがいっぱいで、
私はいつもマッチ棒パズルのようだなぁと思います。笑
一本マッチを動かすだけでスルリと世界が変わるのです。
人生も、
視点を変えることができれば、答えの見つけ方がわかり、
答えは見つかるものです。
それが難しいのですが、汗
でもマッチ棒パズルのおもしろさってそこですよね。
人生もそんな風に、より柔軟に考え、
ゲームのように楽しみながら生きていきましょう♪
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