今日は前半は二つの幸せの形について、
後半はそれを踏まえ、
ワクワクの種類をホルモンについても交え、
ワクワク疲れやワクワクがわからないという方の
原因と解消法について書いてみました。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね(^^)
・
今日も優しい日差しが美しい冬の一日でした。
この数日寒さも和らぎ、
穏やかな空気が心地いいです。
今住んでいる部屋のソファに座ると、
その正面と左側に腰窓があり、
角部屋で視界が開けているので
大きな空や川や街が見えます。
午前中や昼間の太陽の光や流れる雲、
夕焼け、
そして夕暮れ時には
鴨川の対岸にオレンジ色の明かりが灯る京都の街が見え、
毎日このソファに座って窓の外を眺めているだけで
幸せだなと感じます。
今日も16時ごろには雲間から太陽の光が輝き、
街も空も川も色づき、
夢のように美しかったです。
こんな世界の中に生きているのだと感じるだけで、
涙が出るほど幸せだなと感じます。
幸せって、昔は、
何かが叶ったから幸せ、
何かを手に入れたから幸せ、
誰かに認められた、結果を出せたから幸せ、
理想の状態になったから幸せになるのだと思っていました。
幸せではまだない状態から、
幸せな状態に「なる」のだと思っていました。
でもそうではないですね。
幸せって、幸せにあるだけ、ですね。
今、新しい時代、風の時代と言われる時代になり、
多くの人が今まで思い込んでいた幸せとは違う幸せを
生きるようになってきているように感じます。
今まで思い込んでいた幸せとは、
手に入れたり、結果を出して得る幸せです。
例えば、私が子供の頃や若い頃は、
部活や勉強、仕事でも、恋愛や結婚ですら、
努力と根性でgetするもの、という感じでした。
私が高校生の頃はちょうどバブルの頃で、
みんなブランドのバッグなどに憧れていましたし、
2、30年前のトレンディドラマでは、
三高の恋人や、
連れて歩いて周りに自慢できる美人と付き合うのが
ステイタスという感じでした。
そのためにみんな駆け引きをしたり、
見た目やファッションセンスを磨いたり、
人からいいねと言われる物を買ったりしていました。
働く会社も人にいいねと言われる一流企業に、
住まいも人から羨ましがられるような理想の家を、
子供も、自分の見た目も、暮らしも、
色々なことを
「こういうのがいいよね」とみんなが思うものを手に入れると
幸せになれると信じていました。
みんながそんな時代を経験し、
そうして何かを手に入れるということを散々やってきて、
でも全部が揃わないストレスを感じたり、
それを手に入れても、
自分よりハイレベルなものを持っている人がいると
劣等感を感じたり、
こんなに頑張っているのに、
外側は羨ましがられるのに
実感として幸せを感じられず、
なんだか疲れた、というのが
この数十年の世界だったように思います。
そうして振り返ってみると、
その時にみんなが追い求めていたものは、
ドーパミン的な幸せだったように思います。
ドーパミンは幸せホルモンの一つですが、
何かを達成した時に出るホルモンで、
ドーパミンが活性化するとやる気が出て、
どんどん何かを手に入れるために
突き進んでいくエネルギーとなります。
それが過剰になると、
過食やアルコール依存、買い物依存、快楽に溺れたりし、
不足すると無気力、無関心になり、
やる気が出なくなったりします。
ひと昔前のみんなが求めた幸せは
このドーパミン的な幸せで、
それはバブルの時代にちょうどマッチしていたのでしょう。
でもずっとそれをやってきて、
でもなんだか満たされない、
終わりがない、と感じ、
ずっと走り続けることに疲れ、
でもそこから降りると幸せを失ってしまいそうで
怖くて降りられないと思う人も増え、
そういう人が鬱になったり、
反転して引きこもりになったりしたのだろうと思います。
それが段々とセロトニン的な幸せに
多くの人が気づき出しました。
セロトニン的な幸せとは、
他人との比較や評価ではなく、
何を手に入れたかではなく、
ストレスやイライラがない、
安定した気分で穏やかに暮らす幸せです。
他にも幸せに関わるホルモンは色々あり、
ドーパミンがダメなわけではなく、
それもなければ無気力になり人生が楽しめませんから
大事なのですが、
偏りすぎるとバランスが悪くなってしまうのです。
（北海道 美瑛にて。）
このドーパミン的な幸せと
セロトニン的な幸せの流れを眺めてみますと、
面白いことに気づきます。
よく、夢の実現や引き寄せで、
ワクワクすることをしましょうと言いますが、
このワクワクも、
ドーパミン的な感覚だけをワクワクだと思ってしまう人が
結構多いです。
やる気や快感、感動、達成感、高揚感を
ワクワクだと思い込み、
ずっとその状態でいようとしてバランスが崩れ、
ある時突然やる気がなくなり、鬱っぽくなる、
という人は多いです。
ワクワクすることをして楽しい！と
気分が乗っている時はいいのですが、
それはドーパミンが活性化しているからで、
でもずーっとドーパミンだけを大放出し続けてはいられず、
それを自分に求めても無理で、
ドーパミンをもっともっとと求めすぎて
バランスが崩れて
ある時プツッと何かが切れたように
精神が落ちてしまうのです。
ここで知っておくといいことは、
ワクワクはドーパミン的な高揚感のことだけではない
ということです。
ワクワクすることをするというのは、
テンションが上がって
「ハッピ〜☆」と興奮するような気分を
追い求めることではありません。
ある状態だけと求め続けると
当然バランスは崩れます。
ワクワクを生きるとは、
そうしてどこか不自然に
常にテンションを上げて生きることではなく、
ただ素直に自分が本当にしたいと思うことを
やってみる、楽しむ、味わい喜ぶことです。
時にははしゃぎたいかもしれませんし、
時にはジーンと心の深い部分で感じることかもしれません。
どんな形であってもよく、
ポイントは、
ワクワクすることをする、という言葉に囚われず、
本当に自分がしたいと思うことを素直にやって生きる、
ということです。
本当に自分がしたいと思うことを素直にやって生きると、
自然とワクワクしているものですから。
そうして生きていると、
ドーパミンもセロトニンも、
他のホルモンも、
バランスよく調和している状態で、
バランスが取れている時、
ストレスやイライラはなく、
人生が充実していると感じ、
どんな状況にあっても今を味わい楽しむことができ、
幸せだと感じられるでしょう。
中には、
自分はワクワクがわからない、
と言われる方がいらっしゃいますが、
そういう方は、はしゃぎたくなるようなことがないから
自分にはワクワクがない、と思ってしまわずに、
じんわり系の幸せをたっぷり味わって楽しむといいですよ。
そしてそこが満たされると、
自然とやる気が出てくるので、
そうなったら小さな目標を持って、
それを自分のペースでやってみるといいですね。
やる気を活性化するドーパミンは、
目標を達成することでさらに活性化しますから。
コツは、
目標はすぐにできる小さなことにし、
小さな達成感を積み重ねていくことです。
そして誰かのワクワクの大きさと
自分の気分を比べないことです。
人のワクワク感の本当の大きさなど
外から見て分かりませんから、
自分のワクワク感がささやか過ぎるのでは？などと
大きさを気にしなくて大丈夫です。
これからはそうして、
ドーパミン系の何かを手に入れる
達成型の幸せ重視だった世界から、
じんわり今ある幸せを味わって喜び満たされる
セロトニン系の幸せも
更に大事にされていくでしょう。
セロトニンは太陽の光を浴びることでも
活性化されます。
特に冬の今、不足しがちですから、
お天気のいい日は、
積極的に日向ぼっこやお散歩をされるといいですね。
幸せやワクワクについて、
理論的に考えたり、ホルモンがどうのと考えると
つい、私にはこのホルモンが不足しているのでは？！と思い、
そのホルモンを増やすには
何を食べればいいの？
何をすればいいの？と気になったりするかもしれませんが、
あまり難しく考え過ぎないで大丈夫です。
話は簡単で、
ただ自分が本当にしたいと思うことを
楽しむだけでいいのです。
私たちのハート、魂、潜在意識は、
自分のホルモンのバランスや
本当の望みや色んなことを総合的に全部知っていて、
自分が幸せにあるために
何が必要かもちゃんとわかっていますから、
自分のハートが感じるままに、
（この時、欲望をハートの声と勘違いしないことです。）
自分であることを日々楽しんでいきましょう。
明日もそんな幸せの一日を(^^)
オンライン個人セッションのご感想
二つ目のサブブログも毎日更新中です♪
→「人生で一度くらい」
ここでは書ききれない北海道や京都のお話や
暮らしのことなどを楽しく綴っています。
覗いてみてくださいね(^^)
YouTubeチャンネル
↓
