今日は柔らかな曇り空の一日でした。
薄い雲の向こうから差す太陽の光が優しく、
心も体もホッと緩むように感じます。
毎日こうして同じ場所で色んな世界を体験できるなんて
贅沢ですよね。
こんな日は自分の奥深くにつながる瞑想にも
自然と向かいやすいように感じます。
瞑想をされている方はわかると思いますが、
瞑想って毎日していても、
すごく集中できて
頭のおしゃべりからすんなり離れる日もあれば、
全然集中できない日や、
頭のおしゃべりが多い日、
時には、
頭のおしゃべりを聞いていることにすら気づけないままで、
瞑想の時間が終わってから、
「あれ?今瞑想したのだっけ?
頭のおしゃべりを聞いてただけのような・・・」と気づく、
なんていうこともありました。汗笑
頭のおしゃべりからすんなり離れられる日はいいとして、
ポイントになるのは、
頭のおしゃべりが始まったな、と気づいているか、
気づけるか、
そして「それは今はなくていいよ」と
一旦横に置いておけるか、です。
頭のおしゃべり、雑念って知らない間に始まっていて、
気づかないまま聞いているものですよね。
その状態から少しの間でも自由になる、
頭のおしゃべりをストップし、
ただ本当の自分、魂とつながるのが瞑想です。
そうあるには、
まずは頭のおしゃべりを聞いている自分に気づくことです。
聞いていることに気づけなければ
それを止めたり手放したり、
そこから自由になることはできませんから。
時には、頭のおしゃべりを聞いているだけではなく、
まるで自分がおしゃべりをしている
本人になっている(ように感じる)こともあります。
そうなっている時は、
本当の自分、魂の自分は奥深くに下がっていて、
ひっそりと姿を見せず、
自我(エゴ)の自分が優勢で、
自我が自分という車のハンドルを握る運転手となっている状態です。
そして自我の自分が人生の運転手になっているということに
気づいていない状態です。
自我の自分は不安や心配、恐れ、不信感などがいっぱいで、
妄想を広げ、人生の問題を自作自演します。
でもそんなことを自分がしていると気づけない状態です。
何故なら、自我が運転手でハンドルを握っているからで、
またそのことに気づいていないからです。
その状態から本当の自分、魂の自分で生きるように
自分の人生を取り戻すには、
まずは運転手がいつの間にか
本当の自分ではなくなっているということに
気づくことが必要です。
それに気づけると、
「運転お疲れ様、交代するよ」と言えるのです。
自我はやっつけなくてはならないものでも
悪者でもなく、
ちょっとお節介で心配性で過保護な親のようなものです。
でも私はもう大人だから、
自分で生きたいように自分で歩いてみたいんだ、と
言っていいのです。
この先は私が運転するよ、と交代できるのです。
そうして自我から本当の自分、魂に
人生の主導権を取り戻すためには、
そうなっていると気づくことが必要で、
そうなっていると気づくためには、
頭のおしゃべりをひと時でも手放した状態になることです。
そうなるために瞑想がとても有効なのです。
瞑想をしていても、
普通は呼吸に意識を向けようとしても、
いつの間にか勝手に頭のおしゃべりが始まっていて、
始まっていることにも気づかないまま
それを聞いている状態になり、
更にひどい時には
まるで自我の自分が=自分になっている感覚で、
本当の自分ではないことすらわからない状態に
なっていたりします。
その状態から目を覚ますには、
例え数秒でも頭のおしゃべりを手放してみることからです。
例えば、3秒間頭のおしゃべりを手放していられたけれど、
4秒後にはまたおしゃべりが始まっていたりしますが、
そうしたら、おしゃべりが始まったと気づいたら
また意識を呼吸に戻し、
頭のおしゃべりを手放しているようにトライする、ということを
繰り返していきます。
そうして少しずつその時間を長くし、
キープできるように練習していきます。
それを毎日繰り返していると、
頭のおしゃべりが完全に30分や1時間ない状態を
キープできないとしても、
頭のおしゃべりが始まっていたことには
気づけるようになってきて、
それに気づけるということは、
自分の人生の車の運転手が
自我になっていることに気づける状態ですから、
本当の自分、魂が
もう奥深くに引っ込んでしまっている状態ではなく、
ちゃんとそこにいる状態で、
例えば、お金や仕事、人間関係、未来などに対する不安が
あれこれ湧いてきて、
頭の中でぐるぐるしていても、
「ああ、これは自我のおしゃべりだな」と気づくことができ、
気づいたら「運転変わります〜♪」と言って
交代することができます。
すると現実の状況が同じでも、
なんだか全然不安や心配、恐れなどがない自分で
生きることができます。
そうして本当の自分、魂の自分で生きると、
自然と不安や心配、恐れや不信感などが浮かばなくなり、
自然と思考がポジティブになり、
不安や恐れがないポジティブな思考や感覚で生きていると、
それに見合った現実がやってきます。
これは頭で考えて「ポジティブに考えた方がいい」と、
頑張ってネガティブにならないようにするのとは違い、
自然で無理がない状態です。
これを思考で「ネガティブなことを思ってはダメだ、
ポジティブに考えるようにしよう」とすると、
ストレスを感じて続きません。
ポジティブ疲れになる人は、
自我が運転手のまま、
ポジティブな選択をしようとしているのでしょう。
それではうまくいかないのは当然ですね。
瞑想をすることで、
そんな風に今まで勝手に運転席に座っていた自我に気づき、
本当の自分に人生の主導権を取り戻すことができます。
そうなると人生は思っていた以上に優しく、快適で、
無理がなく、楽しいものになります。
瞑想を始めても多くの人は
すぐには頭のおしゃべりは止まらないものですが、
それでもいいので、まずはただ、
頭のおしゃべりが始まっていたな、と
気づくことから始めましょう。
そして気づいたら
「お疲れ様、もう休んでいていいよ」と伝え、
ただ呼吸に意識を向けていましょう。
そのキープできる時間が長くなるほど
人生は快適になり、
視野も広がり、
問題だと思っていたことが実は問題ではないと気づき、
自作自演をしているとわかったりするでしょう。
とういうわけで、
瞑想で頭のおしゃべりを少しの間手放すことは
思う以上に大きな意味があります。
完璧に、長い時間できなくても
やらないよりやる方がずっといいですから、
ぜひ毎日少しでも取り入れてみてはと思います。
私もこれからもコツコツ続けていきたいと思います(^^)
みなさまの毎日が本当の自分で生きる日々となりますように。
幸せを感じ、幸せを楽しむ毎日となりますように。
p.s.
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