昨日、たまたま仕事が休みで、
朝起きてから何となく
気分転換にお出かけしたくなり、
どこに行こうかなと思った時に
ふと富良野に行きたいなと思いました。
でも今私が住んでいる帯広から富良野は120km離れていて、
往復で最低でも240kmは走らなければならず、
（往復5時間。）
私は車の長距離運転は苦手で苦痛なので、
しんどそうだな、
行きはいいけれど、帰りの運転が辛そうだな、
一日5時間以上も私、運転できるの？
道はどこからどう繋がっているの？
高速とかあるの？
車にナビがないので自信がないな、などと思ったのですが、
ちょっと調べてみましたら、
家から5分の場所にある国道38号線を
ひたすら北西に走れば富良野まで繋がっているとわかり、
高速も一部ありましたが、
のんびり走って後ろから煽られるのも嫌なので、
国道でのんびり景色を楽しみながら
行ってみようかなと思いました。
昨日は朝から十勝地方は厚い雲に覆われていて、
濃霧注意報も出ていて、
せっかくはるばる富良野まで行っても
途中のドライブだって、霧で何も見えないのでは、
せっかく行くなら晴れた日の方がいいのでは、
ふと富良野と思ったけれど、
そもそも本当に富良野に行きたいの？
家から1時間のお気に入りの牧場でもいいのでは？
富良野に行って何をするの？
240kmも苦手な運転をするほど行きたいの？
そこまでして行って本当に楽しいの？などと、
頭で色んなことがザワザワし、
今日でなくてもまた晴れた日でもいいかも？
と思ったりしたのですが、
行って楽しいのかどうかわからないし、
運転はキツそうだし、
せっかく行ってもどんより曇っていたり、
霧で何も見えないかもしれないけれど、
でもどう感じるかは行ってみなければわからない、
それを知るために行ってみよう、
やっぱり気が乗らないなら
途中で帰ってきてもいいし、
行き先を変更してもいいのだ、と思い、
とりあえず行くことにしました。
道はさすが北海道で、広くて空いていて、
ひたすら国道を走り続ければいいので
思った以上に簡単で走りやすく、
街を抜けると全く信号もなく、
前後に車もいないのでマイペースで走ることができ、
快適ドライブだったのですが、
行く途中もずっと霧が深くて、
途中の峠を越える時には
昼前だったのにライトをつけなければ先が見えないほど。
うーん、これは本当に富良野も
お天気は怪しいかもなぁと思いつつ、
でもまあ2017年に富良野に行った時の
お気に入りの場所にまた行けたらそれでいいか、
それがダメでも一つやってみたいことがあるから
それができればいいかと思い、
走っていましたら、
峠を越えた途端に霧が晴れ、
世界が変わったように青空が見えました。
わー！晴れている！！とびっくりし、
文字通り、突然別世界に来たような感じがし、
ああ、そうだ、人生もこんな感じだ、と思いました。
昨日までがんじがらめで
どうにもならないと思っていたことでも、
すぐ隣に別の世界があり、
そっちに行くと自分が選択し決めると、
そっちの世界に生きることができます。
これは誰でもそうで、
みんな薄いベールの向こう、
でもすぐ隣りに、
全く別の無数の無限の人生の可能性があり、
でもそれに霧がかかっていて、
本当にあるととても信じられないのですが、
でもあります。
けれど霧で見えないので、
「見えたらそっちを選ぶんだけれど」と言って、
みんなそれを選ぼうとしません。
でも、行ってみたら何かあるかも？
行ってみて嫌だったらやめればいい、
何があるのか見てみよう、と思い、行った人は、
その向こう側の世界、
自分が生きたい人生を生きることができます。
絶対にうまくいくとか、
必ず成功するという保証は何もなく、
そうなるとは限らないけれど、
でも見てみたい、
この霧の向こうを覗いてみたい、
何もなくてもいいから行ってみよう、と思う人が、
霧の向こう側の世界にあるものを見ることができ、
生きたい自分を生きることができるのです。
（北海道 富良野 風のガーデンにて。）
そんなことを運転をしながら思いました。
一気に霧が晴れ、
穏やかな青空が広がり、
峠を下りながら山の中を走っていると、
道路脇の草木や花々が優しい風にそよぎ、
まるで歌っているようで、
その歌が本当に聞こえるようでした。
ああ、花が歌っている・・・
草木が喜びに溢れている・・・
歓迎してくれている・・・
世界って素晴らしい！と、
一人で運転しながら感動して涙が溢れました。
多くの人は今回の私のように、
行動する前に、
本当に楽しいのかしら？
本当にそうしたいのかしら？
本当にそれをやって幸せなのかしら？
今日よりもっといいタイミングがあるのでは？
もっと色々調べて準備を整えてからの方がいいのでは？
条件が揃ってからにしよう、と、
ふと思ったことを頭で考えて
先送りにしたり、
やらない方を選びます。
特にスピリチュアルなことを学んだ人は、
外からのきっかけ待ち、
タイミング待ちをして、
条件が揃わないと動かない人も多いです。
例えば今回のような場合なら、
濃霧注意報などがあると
今日は行くタイミングではないと判断するかもしれません。
また、ワクワクすることをしよう！と思い、
でもこれをしようかなと、ちょっと思いついた時に、
これはワクワクかしら？
いや、ワクワクというほどではないかも、
そこまでしたいことかと言うと、そこまででもないな、
どうしてもしたいと言うほどでもないし、と、
頭で考えて分析しすぎて、
思いついたことを打ち消してしまいがちです。
私も今回出かける時にそう思ったのですが、
でもそこで止めると
結局本当にワクワクすることかどうかはわからないままです。
やってみると、
すごくワクワクするかもしれないし、
たいしてしないかもしれませんが、
そんな自分を一つ知ることができます。
それが大事だと思います。
ワクワクすることに出会うのは、
そんなよくわからないけれど
ふと思いついたことをやってみることからです。
100発100中でなくてもよく、
10回に1回あればラッキーくらいに思って、
やってみるといいと思います。
昨日はそうして富良野に行きましたら、
思った以上にドライブは快適で疲れませんでしたし、
4年前に訪れた富良野のお気に入りのガーデンや
景色をのんびり眺められる場所にも行くことができ、
やってみたかったこともでき、
4時間足らずの短い滞在でしたが、
本当に素敵な時間を過ごすことができました。
私の体中の細胞が喜んでいるのを感じ、
霧や道が不安だったり、
長距離運転が苦痛かも？と思ったりしましたが、
来てよかった！と何度も思いました。
もしやっぱり霧で何も見えなくて、
運転が苦痛で、道に迷ったとしても、
それでもやらないままの自分より、
やってよかったと思ったと思います。
人生でも、夢を叶える時でも同じで、
これが結果に執着しないということでしょうね。
これは本当に大事だと思います。
結果に執着しなければ
何が起こっても人生は楽しめますから。
昨日はたまたま仕事が休みで、
こうしてふと思ったことをやってみることができ、
毎日が豊かだなぁと実感します。
これが誰かと約束をして
絶対にこの日に富良野まで行かなくては！と思うと、
もう私には重荷で、
数日前から
この日に富良野まで往復240km運転しなくては！と、
プレッシャーを感じ、
嫌になってしまうと思います。
でもその日の気分で、
「行ってみようかな〜」と思う時に行き、
何時までに到着しなければということもなく、
しんどかったら途中で帰ってもいいし、
あれもこれもしようと思うこともなく、
行き当たりばったりで、
帰りたくなったら帰ろう、
あそこにだけ行ければそれでいい、
と思って出かけたら行くことができました。
そんな軽やかさは大事なだと思います。
人生もそんな感じで、
もっと気楽に生きると世界が広がり、
思いがけない楽しみや幸せにつながるように思います。
今日はサブブログの方で、
楽しかった富良野でのお話を書きましたので、
興味のある方は覗いてみてくださいね。
→「富良野の優しい時間〜大好きな場所 - 人生で一度くらい」
小さくても大きくても、
こんなふと思うことをやってみる毎日を
生きていきたいなと思います♪
p.s.
この霧のベールの向こうにある世界に行くには
どうすればいいかについて
もう少し詳しくお話ししたいので、
また続きを書きますね(^^)
オンライン個人セッションのご感想
二つ目の新ブログを始めました♪
→「人生で一度くらい」
ここでは書ききれない色んなお話を楽しく綴っています。
覗いてみてくださいね(^^)
