前向き気づき日記

瞑想歴29年。読むだけで気持ちが軽やかに前向きに。自分らしく生きたい方へ。

北山裕子

北山裕子(id:yuko-k-ami )
瞑想歴25年、東京や大阪を中心に瞑想セミナー、キネシオロジーセミナーを主催。 エネルギーヒーラー。 23才で摂食障害を治すため、 藁にも縋る思いではじめた瞑想で潜在意識とつながり、 自分の奥底に眠っていた本当の自分(潜在意識)と 会話ができるようになりました。
読むと気持ちが軽やかに、自然と前向きになるようなお話しを綴っています。

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世界が敵に見える時〜優しい世界の創り方

昨日の雨も止み、今日は柔らかな曇り空が広がる一日でした。

 

曇り空ながらどこか明るく、

鳥たちの元気なさえずりが聞こえています。

 

私たちはつい自分のことだけ、

現実の問題や仕事、悩みだけで

すぐにいっぱいになりがちですが、

 

ここは人間だけではなく、

たくさんの鳥たちや、

虫や植物、動物たちの住む場所ですね。

 

ここはみんなの住む地球ですね。

 

遠くの山の木々も、

道端の花や草も、

普段は見かけないたくさんの動物たちも、

 

みんなが一緒に一つの星にいることが

うれしいです。

 

 

晴れの日や雨の日、曇りの日や風が強い日、

寒い日も暑い日も台風の日も、

みんなが生きている場所に同じように

今自分もいるのだなぁと感じると、

 

幸せだなと感じます。

 

私たちはみんな仲間がいっぱいですね。

 

そのことを見失わずに生きていきたいなと思います。

 

 

不思議なもので、

今はそうして仲間と地球で

一緒に暮らしている感覚ですが、

 

昔の私は周りに敵がたくさんいるように感じていました。

 

はっきりと誰かに攻撃されたわけではなくても、

 

いつもそんな風に感じていたわけでも、

考えていたわけでもありませんでしたが、

 

今思えばどこかで、

周りは敵だらけのように感じていたのだと

気づきました。

 

 

例えば、仕事で失敗したり、結果を出せなければ、

 

批判される、けなされる、がっかりされる、

見下される、評価を下げられる、笑われる、

バカにされる、役立たずだと思われる、

 

そして仕事がもらえなくなる、

お給料が減る、

暮らせなくなる、

生きていけなくなる、

 

そんな図式が自分の中にあったように思います。

 

 

これはピアノの仕事をしていた時も、

会社員をしていた時もそうで、

 

とにかく人の期待に応えなければ、

満足してもらわなければ、

結果を出さなければ、といつも必死で、

 

ピアノの演奏会などの時は、

絶対に失敗するわけにはいかないと思い、

 

舞台に立つ時は、

裁判所の判決をもらうような、

時には絞首台に登るような怖さがありました。

 

何も特別すごい演奏をしたかったわけではなく、

ただ自分のままを出したかっただけなのに、

 

まるでみんなが自分を判定している人、

裁く人のように感じていました。

 

 

会社で働いていた時も、

目標の数字に届かなければ

また上司に絞られる、

居心地が悪くここに居辛くなる、

 

でも辞めるわけに行かない、と、

毎日必死でした。

 

 

そんな「結果を出さなければ愛されない」

という価値観を持ったのは、

 

子供の頃、

親からかけられていた言葉からだと知ったのは

随分後になってからでしたが、

 

原因が何であれ、

そんな世界で生きるのは本当に苦しったです。

 

でもその世界しか知らなかったので、

世界はそんなものなのだと思い、

 

生きるのは辛い、苦しい、

早く終わらないかな、といつも思っていました。

 

 

そもそも

いつもいつも人が望む結果を出し続けるなんて、

無理ですよね。

 

あのイチロー選手だって、

打てたのは3割で、

ということは10回のうち7回は打てないのです。

 

あんな世界レベルの人すごいでも3割なのに、

ごく普通の私が

10割を求めてもそりゃあ無理ですよね。

 

それを望むことの傲慢さに

今更ながら自分にびっくりです。

 

 

でも世の中は、平気で、当たり前のように

人に10割を求めてきます。

 

特に「お金を払ったのだから」とお金が絡む時、

当然の権利として

期待されたり、結果を求められたりします。

 

他にも「親なのだから」「夫(妻)なのだから」

「男(女)だから」「もう◯歳なのだから」など、

 

色んな方向からあるべき姿を期待されます。

 

 

そうして人に期待をするということは、

自分もそれに応えることを義務付けることになり、

 

自らその世界に自分を置き続けることになります。

 

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でもいつも10割を求められる世界は苦しいです。

だって人間にそれは無理ですから。

 

どんなに最善を尽くしても

3割いけばすごいことなのです。

 

そんなできない無理な期待に応えようとがんばり、

 

結果が出せない自分を責め、

批判されることや、

自分の評価を下げられることを恐れ、

 

でも何とかして応えなければ

仕事がなくなる、

人から愛されない、

人から批判される、

居場所がなくなる、

生きていけなくなる、とがんばり続ける・・・

 

生きるのが苦しいのは当たり前ですよね。

 

 

ではどうすれば

その世界から抜け出せるのかと言いますと、

 

10割を自分にも人にも求めないことです。

 

無理だと受け入れ、

その自分のままで生きることです。

 

できる努力はするし、最善を尽くすけれど、

 

それで絶対に結果を出さなければと

自分や人に求めることを止めることです。

 

それを許すようになると、

自分を取り巻く世界は自然と変わります。

 

 

自分にそれを許すと、

人が結果を出せない時も許せるようになりますし、

 

そんな自分でいると、

人が自分に「絶対に結果を出すべき」と求める時も、

 

「出せなかったらどうしよう」と怖くなり、

余計に本来の自分が出せなくなり、

結果が出なくなるループにはまらず、

 

やれるだけのことはやろう、

あとは自分が心配することではない、と、

どこか気楽にいられ、

 

すると本来の自分のいいところを

生かすことができます。

 

 

もちろんそれでも10割にはならず、

それで3割になれる、それが人間なのですが、

 

それが自分、それが人なのですから、

それでいいのではないでしょうか。

 

人に完璧さを求め、

いつも自分の期待に応えるよう求める人と一緒にいると

苦しいです。

 

そんな人とは早めに離れ、

 

完璧ではない自分の良さを

わかってくれる人、

本来の自分、時にはできない自分も受け入れてくれる人と、

 

暮らしたり、仕事をしたり、友達でいたりすると

世界は優しい場所になります。

 

 

30代の頃までの私の世界は、

 

ちょっと失敗したり期待に応えられなければ

批判され、がっかりされ、

価値や評価を下げられるような、

周り中が敵のような世界でしたが、

 

今私がいる世界は優しいです。

 

できないことはできません、と言えばいいし、

できることは最善を尽くすだけで、

 

時には思った以上の素晴らしい結果が出ることもあれば、

結果につながらない、

期待に応えられない時もあります。 

 

でもそれが人間、それが自分ですから、

結果を気にしなくなりました。

 

 

だって結果を気にしても

人間に10割は無理で、

どうしようもないですから。

 

ただ自分にできることを精一杯するだけです。

 

 

その精一杯は、

闇雲に無理をしてがんばるということではなく、

 

ちゃんと休んで、体調を整え、

体に優しいものを食べ、

波動を整え、

日々学び、成長することです。

 

人ができるのはそれだけです。

 

それ以上のことは自分の仕事ではないことを知り、

生きていくといいように思います。

 

 

10割を求める傲慢さに気づくと、

世界は優しいことに気づくことができます。

 

世界は今日も優しさに溢れ、

みんな同じ雨や太陽の恩恵を受け、

その輪の中で一緒に生きています。

 

この優しく美しい世界にいることを

いつも思い出し、

 

自分にも人にも世界にも心を開いて生きていきたいですね。

 

明日もそんな一日になりますように(^^)

 

 

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