昨日のお話の続きを書こうと思っていたのですが、
今日はワクワクしたことがあったので、
自分の書きたい旬の気持ちを優先で
そちらのお話を先に書きたいと思います。
ゆるいお話ですが、
楽しんでいただければと思います♪
昨日の続きは明日書ければと思っています(^^)
（ちなみに昨日の記事はこちらです。↓
価値観や将来のビジョンが合わないパートナーとどう生きるか - 前向き気づき日記）
3週間ほど前のことですが、
珍しく友人と会うことがあり、
自分では行かない初めての場所で待ち合わせをし、
（京阪七条あたりです。）
少し歩こうと、おしゃべりをしながら
ぶらぶらと歩いていましたら、
京町屋風の昔ながらの家の入口に、
暖簾がかかっていて、
「紅茶、日本茶、中国茶」と書かれていたので、
何だろうと覗いてみますとカフェでした。
メニューなどよく分からなかったのですが、
私はコーヒーが苦手なので、
（香りは大好きなのですが胃もたれするので。）
日本茶があるカフェは興味津々で、
ちょうどその友人も
コーヒーより紅茶派だったので、
入ってみることになりました。
（そのカフェです。）
入ってみるとこぢんまりとした店内から
小さなお庭が見え、
とてもいい雰囲気で、入ってよかったねと言いながら
そこでのんびりお茶をしたのですが、
ふとカウンターを見るとチラシがあり、
普段は見ないのですが、
何気なく手に取ってみてみると、
このお店の二階で、
書道教室をしているとのことでした。
（カフェの一階。静かで落ち着く空間でした。）
私は以前から書道に興味があったのですが、
以前住んでいた家の近所には
大人向けの教室がなく、
でも機会があれば習ってみたいなと思っていました。
私は字が下手で、
人前で書くのは恥ずかしいので
書きたくないのですが、
書くという作業自体は昔から好きでした。
小学校1年生から2年間くらい？
同級生の友達のお母さまがされていた
書道教室に通っていたのですが、
初めて筆で書いた時のことを
今でもよく覚えていて、
お手本を見て「のり」と書いたのですが、
筆で書くのが楽しくて、
先生と母がちょっとおしゃべりをしている間に
100枚以上書き、
ビックリされ止められました。笑
その後他の習い事が忙しく
やめてしまったのですが、
小学校5年生くらいの時に
両親がどこかのお寺に行ったお土産に買ってきた
般若心経の写経にハマり、
（姉は見向きもしませんでした。笑）
下手ながら書くのが楽しくて、
何枚も書けるようにお手本を薄めにコピーをして、
それを上からなぞって書いて遊んでいました。
我ながらどう見ても下手なのですが、
でも書くのは楽しかったのです。
その記憶があり、
今の日常生活では鉛筆で書くことすら
ほとんどありませんが、
でも書くと楽しいだろうなぁと思っていて、
京都に引っ越してからも、
お寺で写経ができるところを見るたびに、
習ってみたいなと思っていました。
そう思っていたところだったので、
「いいな～！習ってみたいなぁ。
でも毎週は厳しいし、
いつまで京都にいるかわからないから、
入会するのは難しいな。」と思っていましたら、
ちょうどお店の人が話しかけてくれ、
ここの書道教室は大人向けで
月に一度、単発で1回料金で、
誰でも申し込めば参加でき、
書きたい字を自由に書いていいし、
上手に書かなくてはと思わないで
楽しく書く場所、とのこと。
まさに私がしたかったことがここにある！と
うれしくなり、
その場で四月の申し込みをしました。
まさかこんなところで、こんな偶然がと
本当にびっくりでした。
（カフェの二階。書道教室のお部屋。）
その教室が今日だったのですが、
約40年ぶり？に墨を摺って筆で字を書きました。
もう本当に情けないほど下手なのですが、
すごく楽しくて、
2時間があっという間でした！
（こんな素敵な場所で書道ができるなんて！）
書きたい字があれば、
そのお手本を書いてくださるとのことで、
まずは自分の名前をお願いしたのですが、
先生が書いてくださった
自分の名前を見て感動でした。
私の名前ってこんなに美しかったのか・・・と
衝撃でした。
これまでにも、例えば結婚式の席札などで、
自分の名前がきれいに書かれたものを
見たことがあったはずなのに、
あまり意識していなかったようで、
今日自分の名前を見て、
これが自分の名前なんだ、
私を表すものなんだ、と実感し、
ジーンときました。
名前ってすごいものですね。
パソコンで打った字ではなく、
人が書いた字ってすごいエネルギーですね！
そのあと「ありがとうございます」も
お手本を書いていただいたのですが、
これも見た瞬間「わー！」っと思わず声が出ました。
字から喜びや軽やかで澄んだ波動が溢れていて、
まるではじめて「ありがとう」という字を
見たような気がしました。
先生のお人柄がこもっているのか、
人が書くということの気なのか、
書くということのパワーを実感しました。
そして自分で書いてみると、
本当に全く思うように書けず、
「あ」という字の最初の横棒の書き出しから、
こうも思うように書けないものかと思うほど、
難しく、
でも思うように書いてみたい！と、
とても集中して
「あ」の横棒の出だしを練習していました。
それで思ったのですが、
習字も音楽も同じですね。
一度書き始めたら、弾き始めたら、
止まれない、消せない、やり直せない、
後悔してもなかったことにはできない、
そのまま次へ次へと進むしかない。
その時に最初にどんなに失敗したと思っても、
そこで諦めず、もうどうでもいいと思わずに、
次をどうするかを瞬時に考え、
常に今していること、今できること、
そこからできることに最善を尽くします。
まるで人生のようです。
こんな本気で集中するおもしろいことがあるでしょうか。
とても集中するので一秒が長くなったように感じ、
他の雑念も自然になくなり、
ある意味瞑想状態のようで、
とても集中して疲れるはずなのに、
とてもスッキリしました。
ピアノも瞑想も
そんなところも大好きな理由でしたが、
習字も私がハマる要素がいっぱいで、
また一つワクワクする楽しいことを見つけました。
二月に京都に来てから、
ウクレレや太極拳など、
思いがけずつながった新しいワクワクすることに
今日、更に習字が加わり、
もう毎日したいことだらけで
うれしいですがどうしようという感じです。笑
（太極拳もゆっくりの動作一つ一つに集中するもので、
これがまたとてもおもしろいのです。）
私がワクワクしてハマるものは
全部バラバラなようで、
本質的には同じようなことを
楽しんでいるのだと気づき、
それもおもしろいなと思いました。
時間を越える楽しさ、
一瞬一瞬を究極に集中する楽しさ、
戻れない一発真剣勝負で
一方向へ流れる時間の中で生きる楽しさ。
そんな色んな時間の中で遊ぶことが
大好きなようです。
ウクレレも習字も全くのド素人な上に、
上手になりたいとはあまり思っておらず、
（結果的になれたらうれしです♪）
その瞬間の自分を
表現できればいいなと思いますが、
ただ楽しく弾きたい、書きたいなと思っています。
そんな風に楽しむものにまた一つ出会え、
今日は本当に楽しいワクワクの一日でした。
これからは仕事の合間の散歩とウクレレに加え、
習字も楽しんでいきたいなと思っています。
したいことが多くて忙しいですが、
うれしい悲鳴です。笑
いつもそうですが、
今回もたまたま通りがかった場所から
ワクワクにつながりました。
それにはふと思ったこと、ふと目に留まったこと、
ちょっと気になったことなどをスルーせずに、
立ち止まってよく見てみたり、
人に声をかけたり、話したりすることが大事で、
心を開いていることでスムーズにつながります。
みなさまも色んな
ちょっとした興味のあることを楽しまれ、
その色んなものの共通点を見つけると、
自分のワクワクポイントが
見つかるかもしれませんね。
そしてそのワクワクを毎日楽しんでいきたいですね(^^♪
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