前向き気づき日記

瞑想歴29年。軽やかに自由に自分らしく。

北山裕子

北山裕子(id:yuko-k-ami )
瞑想歴29年、東京や大阪を中心に瞑想セミナー、キネシオロジーセミナーを主催。 エネルギーヒーラー。 23才で摂食障害を治すため、 藁にも縋る思いではじめた瞑想で潜在意識とつながり、 自分の奥底に眠っていた本当の自分(潜在意識)と 会話ができるようになりました。
読むと気持ちが軽やかに、自然と前向きになるようなお話しを綴っています。

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見下されたくない気持ちを手放す

11月1日の今日も降り注ぐ秋の日差しが眩しい一日でした。

 

月の始まりはいつも新鮮な気持ちになりいいものですね。

 

 

子供の頃にもあったと思いますが、

大人になると特に、

 

職場や友人、ママ友さんなど

周りの人と比べて上手くできないことや、

自分が劣っていると思うことなどがあると、

 

恥ずかしく感じたり、

人に知られなくなかったり、

何とか誤魔化して目立たないようにしたりして、

 

自分の未熟さや能力のなさ、醜さなどを

隠そうとすることが多いです。

 

 

人に「それは苦手でできないの」とか、

「とても下手なので恥ずかしい」などと

言えることはまだいいですが、

 

人に言えないほど本当に恥ずかしいと思っていたり、

できない自分を情けないと思っていることなら

なおさらです。

 

 

例えば職場で、

周りのみんながバリバリできる中で、

自分だけがもがいて、

それでもとても届かないような状況だったり、

 

恋愛でも人格的なこと、能力でも、

お母さんや上司などの立場としてなどで、

 

プライドや自信があることや、

できて当たり前だと思っていることで、

失敗を晒されるかもしれないような場面では、

 

人にそんな自分を知られたくなくて、

うまく濁して避けたくなるものだと思います。

 

人に、例え心の中であっても、笑われたくない、

見下されたくない、下に見られたくない、

できない人だとレッテルを貼られたくない、

がっかりされたくない…

 

誰だってそんな気持ちを

経験したことがあるのではないでしょうか。

 

 

私たちは生まれた時は

そんなことは気にしていませんでしたし、

 

赤ちゃんの頃も、人と自分を比べて

まだ何もできないことを恥ずかしい、情けないなんて

思っていなかったのに、

 

段々とそんな気持ちを持つようになってきました。

 

 

それはもしかすると、人と比べられ、

無邪気だった心が傷つく言葉を

言われたからかもしれませんし、

 

人の目や評価を気にする両親から

学んだことかもしれません。

 

そんな昔の小さな、または大きな経験から、

自分のエゴが自分を守るために防御するクセが

ついたのかもしれません。

 

 

確かに防御して、本当の自分を隠して生きていると、

恥をかく率は低くなりますし、

それで心が傷つくことも少ないと思いますが、

 

隠して生きるのはそれはそれでかなりストレスになります。

 

バレたらどうしよう、

いつバレるだろう、

その時どう思われるのだろう、

 

いや、もうバレているのでは?

それを知っていて知らないフリで、

実は馬鹿にされているのでは…

 

と思って生きるのは大変です。

 

もしかすると誰も自分を見下したり

しないかもしれないのに、

 

色んな場面でずっとそれに怯えていなくてはなりませんから。

 

 

実は、そうして妄想の中で怯えていることは、

実際に馬鹿にされることより

 

ずっとストレス度は高いです。

 

みんなが敵のようで、心が休まりませんし、

 

みんなに残念な人と思われないように

いつも自分を取り繕って

本当の自分以上に見せ続けなくてはなりませんから。

 

ではどうしたらそんな思いを手放せるのでしょうか?

 

f:id:yuko-k-ami:20201101183808j:image

(長野県 蓼科 ビーナスラインにて。)

 

 

今挙げたような例や、

職場や母親という状況や立場などではなくても、

 

日常の中にも小さな同じようなことがあります。

 

振り返ってみると、日常の中の小さな嘘や誤魔化しは、

すべて恐怖に基づいています。

 

嘘をついたり、自分を良く見せようと誤魔化したりするのは、

傷つくことへの恐れが原因です。

 

小さな見栄を張ったり、

ちょっと良く言ったり、

事実と違うのに都合がいいからあえてそのままにしたり。

 

そんなことを人生で一度もしたことがない人など

いないのではないでしょうか。

 

もちろん私もたくさんあります。

 

でもそうして日常の特別なことでない時ですら

真実だけを生きられないなら、

 

プライドがかかっているようなことや、

すでに傷ついていることで、

本当の自分を出すことは難しいです。

 

 

学生時代、本当は徹必死で勉強したけれど、

やっていないとハードルを下げたり、

 

逆に、怒られたくなくて、

部活で実際にやった以上に練習をしたことにしたり、

 

あの人のことが好きなのでしょう?と聞かれ、

何言ってるの、と知らないフリをしたり、

 

今日は寝不足で、

最近忙しくて、

今回は難しい仕事だから、と、

 

人生でどれだけいい訳をし、

小さな嘘をついて生きてきたかを考えると、

ゾッとするほどです。

(私だけ?汗)

 

そしてそこにどんな恐れがあるのか

あまり自覚がないことに驚きます。

 

 

でもそのことに気づき、

 

これからは今までの日常の小さな嘘を、

すべて真実に置き換えて生きていく、と決め、

そうして生きてみると、

 

世界が変わります。

 

それは小さな勇気を生きる練習です。

 

そして本当の自分のままでいることは、

想像以上に自分を癒し、

自分を大好きになれます。

 

恥をかくことを恐れるより、心を開いてやってみること、

プライドを守ることより、勇気を出して生きること、

 

できるようなフリをするより、

できない自分のまま、できることを真摯に生きること、

 

こうしたことは自分の世界を広げ、優しいものに変えます。

 

 

傷つきたくなくて、

怖くて怯えて隠していた自分で生きることは、

本当の自分を受け入れることです。

 

本当の自分を受け入れると、

自分が恐れていた世界は幻想だとわかるでしょう。

 

中にはもしかすると見下す人がいるかもしれませんが、

その人は同じ恐れを自分の中に持っていて、

別の誰かに見下されることに怯えて生きる人です。

 

でも自分はもうその判定基準にはいませんから、

関係ないのです。

 

そうして生きると、自分の周りには

本当の自分を生きる勇気ある人が集まるでしょう。

 

もう今あなたの周りにたくさんいるかもしれません。

 

 

どんな世界で生きるかは自分の自由な選択です。

 

でも試しに日常の小さなことでいいので、

一度、今までなら見栄を張っていたことを

やめてみたり、

 

できない情けない自分を曝け出して

アドバイスを求めてみたり、

 

カッコつけないで無様な自分を経験してみるといいですよ。

 

それは創造よりずっと痛くなく、

人の優しさや

あたたかさに気づく機会になるでしょう。

 

 

そして、そんな姿に勇気をもらう人がいたり、

励まされる人がいたり、

親しみを感じる人がいたり、

応援してくれるようになる人がいたり、

正直に生きるあなたを好きになる人がいたりしますから。

 

できるできないより、

本当の自分を生きる方がずっと得るものは大きいのです。

 

 

いきなり大きな挑戦はやっぱり怖いと思うなら、

ぜひ日常の小さなことから試してみてください。

 

小さな嘘もつかない、

誤魔化さない、

見栄を張らない。

 

ただそれだけで世界は優しくなり、

自分自身も癒されます。

 

生きるのがとても楽になりますよ。

 

見栄やプライドより、勇気を選び、

自分を大好きで生きましょう。

 

それは本当の幸せの道ですから。

 

 

 

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