前向き気づき日記

瞑想歴29年。読むだけで気持ちが軽やかに前向きに。自分らしく生きたい方へ。

北山裕子

北山裕子(id:yuko-k-ami )
瞑想歴25年、東京や大阪を中心に瞑想セミナー、キネシオロジーセミナーを主催。 エネルギーヒーラー。 23才で摂食障害を治すため、 藁にも縋る思いではじめた瞑想で潜在意識とつながり、 自分の奥底に眠っていた本当の自分(潜在意識)と 会話ができるようになりました。
読むと気持ちが軽やかに、自然と前向きになるようなお話しを綴っています。

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自分の価値がわからず迷う人へ

今日は仕事で1日出かけていたのですが、

家に帰りドアを開けると、

百合の香りが漂ってきました。

 

ああ、お留守番してくれていたんだなぁと、

ちょっと疲れた気持ちをゆるませてくれました。

 

 

そういえば昔はわざわざお花を買ったりしなかったなと

思い出しました。

 

お花を飾る生活っていいなと思いつつも、

お花ってけっこう高いし消耗品だしと、

なんとなく後回しになっていました。

 

でも今はその一輪がもたらしてくれる

明るさや喜びの価値を実感するので、

少しでも飾りたいと思うようになりました。

 

その気持ちに答えてくれているのか、

今日も真っ白な百合は

見事に美しく開き、

子供が母親に向ける無邪気な笑顔のような

表情を見せてくれています。

 

 

そんな花を見て思ったのですが、

 

花は、自分にどんな価値があるのか?と

考えたりするのかしら?…と。

 

例えば、花が、

 

「私は地球にとって他の生き物や人にとって、

あってもなくてもいい存在だわ。

あぁ、水や空気なら必ず必要とされるのに…。

それが無理なら石油なら需要があるのに。

 

必要とされるために、

存在価値を見つけるために、

もっとがんばらなくちゃ。」

 

なんて考えているのでしょうか?

 

いや、そんなこと思ってもいないのではと思います。

 

だってあんなに輝いているのですから。

 

役に立つ水にはできないことを

花はしてくれています。

 

植物は酸素を生み出してくれていますが、

それがなかったとしても、

 

私は花が家に来てくれて

こんなにうれしいですから。

 

 

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(百合の写真がなかったのでチューリップです。笑)

 

 

昔の自分を振り返ると、

私はまさに石油になりたい花みたいな感じで、

 

より多くの人から求められ

需要のあることができる人になりたいと思っていました。

 

ピアノが弾けるより

料理やパソコンが得意な人がうらやましかったです。

 

引く手数多の石油は、

ガソリンやプラスチックなどに使われ安定の人気です。

 

一方花は、生活に必ず必要なものではないですから、

余裕がある人や好きな人が買う贅沢品のよう。

 

市場価値で見ると、花より石油が需要が多く、

 

私も生きていくためには

より人から必要とされる人になったり、

必要とされる仕事をしなくてはと、

考えたりしました。

 

 

でも、やっぱり花には花の価値があります。

 

…なんて言ってのん気でいると、

花屋さんで売れ残るのかもしれませんが、笑

 

何も花屋さんで買われることを目標にしなくてもよく、

野原や川辺で咲きたいようにおもいきり咲けばいいですし、

 

花が風に揺れる姿がある地球と、ない地球の、

どちらに住みたいかと考えると、

花が風にそよぐ地球ではないかと思います。

 

花が自由に咲いていることにもやはり価値があるのです。

 

それを通りがかり見た人が笑顔になるなら

大きな価値があると思います。

 

 

花が花らしく輝く姿を見て

私が今日幸せな気持ちになったのは本当で、

 

ガソリンは必要だけれど、

見ても幸せは感じません。

 

もちろんその代わりに車に乗って遠くに行けることで、

幸せを感じたりします。

 

幸せをくれるということでは、

どちらもとても素晴らしい存在ですが、

 

一つの価値判断で決めなくてもいいですね。

 

 

便利か?有用か?

ということに価値を見出す人には無意味でも、

 

中にはそれより花が大好きいう人もきっといます。

 

今の日本のように、

ほとんどの人がきれいな水や食糧、

安心して眠れる家があるレベルなら、特にそうだろうと思います。

 

 

それを本当にわかった時、

 

「私は私でいいのかもしれない。

私は万人に求められる人でなくてもいいのだ。

 

私は私を必要と思ってくれる人たちを

明るい気持ちにしたり、

笑顔にしたりできたらいいのだ。

 

私を必要としてくれる誰かの

幸せの役に立てたらいいな。」

 

と心から思えるようになりました。

 

 

そんなことを考えさせてくれた花は、

幸せをくれるだけではなく、

すごく私の役にも立っていて、

 

実は水や石油にはできないことをしてくれています。

 

世界に不必要なものなんてないですね。

 

みんなそれぞれ役割があるのです。

 

そのどれもが大切で、

価値の上下もないことを知りました。

 

 

そして、きっと誰もが必要としてくれる人がいたり、

役に立てる時があるはずで、

 

その人のどの部分が誰の役に立てるのかは

わからないですが、

自分のままで生きていれば、

きっと自然とつながるのだろうと思います。

 

私もそんな人に出会えるように、

私はここにいるよ!と知ってもらえたらいいなと思います。

 

そんな素敵な繋がりを楽しみにしつつ、

自分にできることを差し出し、

 

喜んでもらえる人になれるよう磨きながら、

自分らしく生きていきたいなと思います。

 

 

このブログで出会えたかたと、

こうして繋がりを持てたことに感謝です。

 

みなさまの輝きが必要とされる場所で

愛されますように。