前向き気づき日記

瞑想歴29年。読むだけで気持ちが軽やかに前向きに。自分らしく生きたい方へ。

北山裕子

北山裕子(id:yuko-k-ami )
瞑想歴25年、東京や大阪を中心に瞑想セミナー、キネシオロジーセミナーを主催。 エネルギーヒーラー。 23才で摂食障害を治すため、 藁にも縋る思いではじめた瞑想で潜在意識とつながり、 自分の奥底に眠っていた本当の自分(潜在意識)と 会話ができるようになりました。
読むと気持ちが軽やかに、自然と前向きになるようなお話しを綴っています。

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常識に縛られず自分らしく歩く

私には世界中を旅する友達がたくさんいますが、

一番好きな場所は?と聞くと、自分の部屋と言う人も多く、

 

いつもおもしろいなと思いつつ、

「だよね~」と妙に納得しています。

 

じゃあ旅に出なくていいのでは?というと、そうではなくて、

 

帰ってホッとする自分の場所があるから

心の向くままワクワクする場所に出かけたくなり、

 

日帰りでも3年かけての世界一周でも

思い切り楽しめるのでしょう。

 

私も旅が大好きですが、

同じくらい家で一人で過ごす時間が大好きです。

 

家に帰るのも楽しみです♪

 

 

私は中学生の時に自分の部屋をもらってから

居間でテレビを見るより、部屋で一人本を読むほうが好きで、

いつも部屋にこもっていました。

 

人と合わせて行動するのが苦手で、

買い物もカラオケも一人で行きますし、

温泉旅行やフレンチのコースを一人で食べに行くのも平気です。

(滅多に行きませんが。)

 

体力がないのでみんなと同じようにあちこち回る旅行はしんどくて、

やってみた一人旅が体力的にも精神的にもラクで、

それ以来基本的にいつも一人旅派です。

 

他にも色んなことから私は協調性がないのだと自覚し、

だから結婚も向いていないと思っていたのですが、

 

今は協調性のないもの同士、

お互い気楽にマイペースで暮らしています。

(主人も私に負けず一人好きです。)

 

よく変わっている、夫婦らしくないと言われますが、

呼び名は夫婦でもなんでもよく、

私にはありがたいパートナーだと思っています。

 

 

テレビドラマなどで契約結婚や事実婚のお話がありますが、

私も30代前半の頃、事実婚をしたことがあります。

 

もちろん契約結婚ではなかったですが、

その前に一度離婚を経験していたので、

結婚はしたくないと相手に言ったところ、

色々話し合いの結果事実婚となったのです。

 

 

結婚式を挙げ、簡単なパーティをし、一緒に住み、

入籍以外はすべて普通の結婚と同じでしたが、

 

入籍していないことは

結婚という形に縛られるのが苦痛だった私には

人と同じではなくてもいい、普通と違っていても大丈夫と思え、

 

前よりは自分らしさを失わずにいられ、

よかったと思いました。

 

でもそれでもやはり結婚という枠は事実婚であっても大きく、

自分には合わない、向いていないという思いが

日々大きくなっていきました。

 

 

その後その人とは色々あって数年で別れ

(長くなるので詳細はまたの機会に。)、

お互い新しい生活が始まり、

全く連絡もしなかったのですが、

 

用事があり数年ぶりに連絡をしたことからまた付き合いが始まり、

 

再度結婚することになったのが今の主人です。

 

今回は(と言ってももう10数年前)ちゃんと入籍しましたが、

前回失敗した経験のおかげで、

普通の結婚生活とはかなり違うところがあっても

お互いもう気にしなくなりました。

 

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(ニュージーランド ネルソンにて。)

 

私には結婚とはこういうものというイメージや思い込みは

もういらないと思っていても、

 

彼は初めての結婚でしたので夢があったのだと思います。

また人から既婚者というラベルを貼られ

常識を求められることも。

 

例えば、お盆やお正月はこうするものという

実家との付き合い方に始まり、

 

夫婦ならたいてい毎日一緒に食事をするもの、

他の異性と二人で会わないもの、

食事は基本的に主婦が作るもの、

既婚女性は海外一人旅なんてしない…など、

 

たくさんの結婚の「普通」のイメージがありました。

 

でもそれらは私の望む暮らしではなく、

私には無理だと思っていましたので、

事実婚の前に彼にそう伝え、彼も了解してくれたのですが、

 

それでも実際に一緒に暮らすとやはり期待されることもあり、

でもできない自分がいて、

 

どうして私はこんなに我儘なのだろう、

どうして結婚となると人はそれを当たり前のように望むのだろう、

やはり私には結婚は向いていないと思いました。

 

でも一度事実婚をし、別れたおかげで、

再度結婚する時にはお互い

どんな暮らしや生き方にするかは自分たちで決めていいと

思えるようになりました。

 

 

どうしても結婚していると言うと、

周りは、「結婚しているのに一人旅?」

「結婚しているのに仕事でもなく何カ月も海外に留学?」

「結婚しているのに異性と二人で会うなんて…」など、

色んな常識を言います。

 

毎日食事も各自自由に食べているなんて言うと、

冷めた夫婦、仮面夫婦、実は仲が悪いのでは

なんて言われることもあります。

 

 

そういうものが煩わしくて、

結婚はもうしたくないと思っていたのですが、

 

たくさん失敗したおかげで、

常識的なことを期待する私の両親も義両親も

私のことは諦めてくれ、笑

 

パートナーも私はこういう人で変わらないと

理解してくれるようになりました。

 

 

事実上、同じ人と二度結婚したことになり、

みんなに「別れなければよかったのに」と言われましたが、

 

別れたから今があり、より自分らしい暮らしが出来ていると思います。

 

私自身、色々やってみたおかげで、

人から言われることを気にしなくなり、

自分は人と同じように出来ないけれどこれでいいと

思えるようになりました。

 

 

自由でいたい、自分らしくいたいと誰もが思いながらも

自ら常識や思い込んでいるイメージに縛られていることもあります。

 

何も悪いことではないのに、どうして思うままでいることが難しいのか、

その答えは周りのせいではなく、自分の中にあります。

 

「普通は、常識はこうだから」という言葉で

相手を縛ることなく、

自分も縛ることなく、

 

無理なことは無理、

したいことはしたい、

こんな風に生きたいと思うなら、そう生きる、

 

そんな気持ちに素直にいたいなと思います。

 

 

それは無理矢理 我を通すことではなく、

自分と同じように大切な相手のことも尊重しつつ、

 

理解しあい、許し合い、受け入れあいながら

お互いに一つの輝く別の個体として

自由にいられるといいなと思います。

 

 

やってみて上手くいかないことが、

大きな学びになることはよくあります。

 

頭でああだこうだと推測しても、

経験することでしかわからないことはたくさんあります。

 

失敗なくきれいな正解の道を一発で歩こうとする人が多いですが、

 

色んな道を間違えながら進むのもおもしろいもので、

それこそが自分らしい人生だと思います。

 

だってその道、その物語は自分にしか生み出せないのですから。

 

 

まだ知らない新しい道を進むと、

たまに大変な思いをして引き返さなくてはならない時もありますが、

 

代わりに、必死で歩いた歩数が一定を超えると

ボーナスポイントのように

突然新しい扉が現れ開くこともあります。

 

みんなこれを知らないで、近道を探しますが、

このシステムは私の数々の失敗経験から気づいたことで、

 

この方法でしか見つからない扉があるのです。

 

(失敗という言葉を使いましたが、

実際はすべては経験で、

それが成長させてくれたなと思っています。)

 

 

せっかく生まれてきたのですから、

素直に思うままたくさん人生の道を歩き回り、色んな経験をして、

 

周りの言葉や思い込んでいる常識に縛られず、

自分に制限をしないで、

 

道がなくても進みたいならそちらへ歩いていきたいなと思います。

 

この一度の人生、万歩計をいっぱいにして還りたいですね(^^)