前向き気づき日記

瞑想歴28年。読むだけで気持ちが軽やかに前向きに。自分らしく生きたい方へ。

北山裕子

北山裕子(id:yuko-k-ami )
瞑想歴25年、東京や大阪を中心に瞑想セミナー、キネシオロジーセミナーを主催。 エネルギーヒーラー。 23才で摂食障害を治すため、 藁にも縋る思いではじめた瞑想で潜在意識とつながり、 自分の奥底に眠っていた本当の自分(潜在意識)と 会話ができるようになりました。
読むと気持ちが軽やかに、自然と前向きになるようなお話しを綴っています。

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自分に嘘をつかせないで生きる

子供の頃誰もが

「正直に言いましょう。嘘をついてはいけません。」と

教えてられてきたかと思いますが、

 

少し大きくなると、大人が全然正直ではないことに気がつき、

「嘘を上手につくのが大人」だと思うようになったりします。

 

確かに大人の社会で、全部正直に話すのは難しいですね。

 

例えば、苦手な親戚の人や理不尽な上司に、

「言っていることが矛盾しているので納得できません」とか

「気分まかせに怒るのはやめてください」なんて

言える人はそういないでしょう。

 

そんなことを言わずに聞き流したり、

納得できなくても「すみません」と謝るのが

大人だと思っていましたが、

 

それはとてもストレスが溜まりますし、

角は立たない分、自分を殺しているなと思います。

 

自分が思ったり感じたりすることと反対のことを

無理矢理自分に言わせるのは、

自分を大切にしているとは言えません。

 

ハートチャクラがどんどん閉じていきそうです。

 

自分を殺して生きることが大人なら、

幸せな大人なんていないですし、

大人でなんていたくないですよね。

 

 

ですが幸せな大人はいて、

自分もそんな幸せな大人で生きたいとすると、

 

方法の一つは、

極力嘘をつかなくてもいい環境に身を置くようにする

ということです。

 

嘘をつかなくてはならない相手とは

できるだけ会わなくていい環境を自分で選択すると、

嘘が減りラクになります。

 

ちょっと怒られたくらいで転職していたら

キリがないですが、

 

自分の心が死んでしまうような相手からは

離れたほうがいいと思います。

 

 

また、好きではない仕事を無理矢理続けることも

自分に嘘をついていることになります。

 

苦手な人や好きでない仕事を、

ずっと耐えて言葉を飲み込んでいると、

 

終いには自分の心の声が聞こえなくなり

何が幸せかもわからなくなってきます。

 

自分を守るために、嘘をつかないでいるためには、

勇気を出し、素直な自分で生きられる場所を

選択していくことも大切なのです。

 

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また、もう一つの方法は、

その場でなんとか嘘を言わないように努力することです。

 

私の友達に嘘を全くつかないと決め、

本当につかずに生きている人がいます。

 

例えば仕事関係の人に街でバッタリ会い、

相手から親しげに

「こんにちは!先日はお世話になりました!」と言われ、

でも誰だか思い出せない時、

 

「それはよかったです!」

などと話を合わせたりせず、

彼は「すみません!どなたか思い出せないのですが。」

と言います。

 

それで実は相手が得意先の大切な方だったこともあり、

相手を怒らせたり、

上司に怒られたりもしたようですが、

 

それがどんなに大切なお客様でも嘘をつかず、

本当のことを言うのです。

 

実際それが社会人として正しいかどうかではなく、

彼はそう生きると決めていて、

 

そのせいで会社の上司に怒られたりしていますが、

それでも、“覚えていなかった自分が悪い” と思って

怒られることに納得しているので、

嫌なストレスにはならないようです。

 

 

そんな風に嘘をつかないで生きるのも

なかなか難易度が高いですが、

 

はじめから相手が目上の人だから無理と

当たり前のように自分を殺さないで、

 

言い方を考えてなんとか少しずつでも

嘘を減らしていけるといいですね。

 

 

例えば、上司の連絡ミスなのに

こちらのせいにして怒鳴られた時、

 

例えば言いたいポイントが2つ浮かんだとして、

あなたの連絡ミスだと言うことと、

すぐにカッとなって怒鳴るのをやめて欲しい

と言うことの場合、

 

まずは言えそうなほうから一つトライしてみましょう。

 

 

その時は、心を開くように意識し、

早口にならずゆっくり穏やかに柔らかく話すようにします。

 

言い返すのではなく、理由を説明し、

そうしてもらえませんか?と言う感じで聞いてみます。

 

こうして欲しい、私は怒鳴られるのは嫌だと一度も伝えもせず、

わかってもらえないのは当たり前です。

 

だって相手はあなたがそう思っていると知らないのですし、

もしかしたら怒鳴っているとすら

気づいていないかもしれません。

 

これは怒鳴ること以外でもそうで、

やっている本人は気づいていない可能性がありますから、

それは治るわけがないのです。

 

 

そして、それをずっと言わずにいて

年月を重ね相手を大嫌いになり、

恨みを募らせたり、影口を言ったりするようになってしまったら、

 

されていた側がしている側にまわってしまうことになります。

 

これは避けたいですね。

 

 

愚痴を言わない、影口を言わないことの元になる、

自分に嘘を言わせないことの大切さに気づき、

 

自分の想いを大切にし、

少しずつでもNOを言うことにトライしていきましょう。

 

一度言ったくらいでは相手は何も変わらないかもしれませんが、

一度自分を守ったことは大きいのです。

 

 

ずっと心の声を無視し、嘘をつかされてきた私たちの心は、

私たち自身を信頼できなくなっていることもあります。

 

そんな信頼を、本当のことを話すことで

少しずつ回復させることができます。

 

あなたが勇気を出して本当のことを話す時、

静かな変化が始まります。

 

言葉と行動と想いが一致している時、

人は自分のままで在り、

とても自然で居心地がいいものです。

 

今すぐ環境を変えられなくても、

これは今すぐトライできますから、

ぜひやってみてはと思います。

 

 

ちなみに、どうでもいいような小さな嘘もやめると

効果がありますので、

 

まずはできそうなところからやってみてくださいね。

 

自分に正直に生きて自分を大切にし、

自分を幸せにする大人を生きたいですね(^^)