前向き気づき日記

瞑想歴29年。読むだけで気持ちが軽やかに前向きに。自分らしく生きたい方へ。

北山裕子

北山裕子(id:yuko-k-ami )
瞑想歴25年、東京や大阪を中心に瞑想セミナー、キネシオロジーセミナーを主催。 エネルギーヒーラー。 23才で摂食障害を治すため、 藁にも縋る思いではじめた瞑想で潜在意識とつながり、 自分の奥底に眠っていた本当の自分(潜在意識)と 会話ができるようになりました。
読むと気持ちが軽やかに、自然と前向きになるようなお話しを綴っています。

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天の川の瞬きを音楽にすると

私が滞在しているニュージーランドは今は夏で、
今滞在している南島のタカカという人口1300人ほどの小さな町は

毎日いいお天気で、気温も23度くらいのカラッと清々しい毎日です。

 

小さな町なので町の端から端まで歩いても15分くらい?で、

その端にある滞在中のホテルの隣は牧場で、

21時ごろには静かな夕暮れが広がります。

 

それを毎日ベランダから眺める時間が幸せです。

 

 

そんな日本とは季節が反対のニュージーランドですが、
夏といえば・・・

色んなものが浮かびますが、
私は9年前にニュージーランドに来て以来、

夏といえば星空というイメージができました。

普通は星空といえば、
空気の澄んだ冬だと思いますが、


にわか天文ファンには冬の夜は寒すぎて、

ゆっくり寝転んで眺めるにはキビシイのです。苦笑


私は9年前にニュージーランドで、
満天の星空に流れる

乳白色に明るく光る天の川を見て感動し、

(本当に見事に白く光って川に見えるのです!)

 

2か月半ほどの滞在中、毎晩家の庭から

天の川や南十字星を眺めていました。

それ以来すっかり星空ファンになりました。

 

ニュージーランドではテカポ湖の星空が特に有名ですが、

街中の家の庭からでも、街灯などがないところなら

天の川など素晴らしい星空が見られます。



その素晴らしさを知って以来、

毎年お盆休みには、自宅のある和歌山市から

車で1時間半ほどの山の上で
寝転んでペルセウス座流星群を見るようになりました。

広大な宇宙に向かって地球に寝転んでいるんだ!
と実感しいつも涙がでます。

日本でもちょっと足を延ばせば、流星群の時には

尾の長いほうき星や、流れ星が何十個も見えます。


それまで何も知らずに寝ていたなんてもったいなかった!と

心底思いました。


人の話で聞くと、
「一晩も見ていて飽きないの?!」と思っていましたが、

何時間見ていても飽きず、あっという間の一晩です。

 

それがここでは毎晩、家の庭から普通に見えるのですから、

本当に贅沢だなぁと思います。

 

 

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(ニュージーランド タカカのホテルのベランダからの景色。

毎晩星がきれいです♪

カーテンを開けたまま過ごせるのがうれしいです。


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彗星探索家の木内鶴彦さんによると、
一人で山の中の静けさに満たされながら
何時間も星のきらめきを見ていると、

小さな星のかすかな瞬きが音になって響いてくるそうです。

特に細かい星がたくさん集まる天の川は、
とても繊細なメロディを聴かせてくれるのだとか。

星の音、聞いてみたいですよね!

 


ある時、木内さんがCDショップの前を通りかかった時に、
いつも脳裏に響いていた星のメロディが
楽曲となって聴こえてきたそうです。

びっくりして店員さんに曲名を聞くと、

バッハの「チェンバロ協奏曲第3番」
http://youtu.be/S1J9V6cO8HA

だったそうです。

 
(ちなみにチェンバロとは、

ピアノができる前にあった鍵盤楽器で、
ピアノほど強弱はつけられないものの、
独特の音色が魅力です。)

 

星が音を発しているという話は

他でも聞いたことがありましたが、

なるほど!この曲なのか!と思い感動しました。


言われてみれば、星の瞬きを音楽にしたら、
確かにバッハなどのバロック音楽のような気がします。

 

数々の星がきらめき瞬く音のハーモニーが、

まさにそのまま音楽になっていてビックリです!

 

キラキラしているのにうるさくなく、

自由に光を放ちながらも完全に調和していて、

いらないものがない美しさは、

宇宙の星たちそのままです。

 

 

もしかしたら、この曲を聴いて、

「え?こんなに賑やかなの?

もっとひっそりしてるのかと思った」

と言う方もいるかもしれませんが、

 

満天の星空って想像以上に楽しそうで、

静かなのに華やかです。

 

 

例えば、有名なベートーヴェンの「月光」や、

ドビュッシーの「月の光」などは、

地球から静かに見上げている感じですが、

 

この曲は、宇宙の星たちの奏でる音楽ですね。

 


木内さん曰く、この曲は驚くほど
天の川が奏でるメロディとそっくりだそうです。

もしかしたらバッハも星空を眺めていて
インスピレーションを得たのかもしれませんね。

 

 

日本は今、空気が澄んでいて星がきれいだと思いますので、

ちょっと見上げてみるのもいいですね。

(寒いですから温かくしてご覧くださいね。)


寒いのが苦手な方は、

今年の夏は、地球に寝転んで、
天の川を眺めながら、この曲を聴いてみるのも素敵ですね。

曲が終わって静けさが戻ったあと、
本当に天の川の瞬く響きが聴こえてくるかもしれません。

 

 

せっかく地球にいるのですから、

地球から宇宙を眺め、

素敵な星空ライフを楽しみたいですね♪