今日は穏やかな青空が広がる気持ちのいい一日でした。
今日は私用で一日出かけていたのですが、
その移動途中に海が見え、
しばらくのんびりと眺めていました。
久しぶりの大きな海と空に心が広がるのを感じました。
おもしろいもので、いつもの海なのですが、
行く時によって目にとまるものが違います。
海を見ているつもりが、
空を見ていたり、雲を見ていたり、夕焼けを見ていたり、
風の強さで変わる波の音や砂の流れ、遠くの船、
後ろの山、トンビ、砂浜、月や星、
貝殻や海藻、サーフィンをしている人たち…
と、その時によって色々なものに意識がいくのがおもしろいです。
海以外何にもなさそうで毎回全く違う海で、
いつもハッとするインスピレーションをいただきます。
自然って同じようでいつも新鮮で、
やっぱり素晴らしいですね。
自然の中にいると、それこそ自然に心がオープンになり、
日常の生活で鈍っていた感性の扉が開きます。
普段も扉を開いているように意識していますが、
それでも人やネットの中、部屋の中ばかりにいると
気づかないうちに扉はベールの向こう側に遠ざかり、
閉まっていくようです。
閉まっていく時はさりげなくて、気づきにくいもので、
他のことに気が向いている間にそっと閉じていきます。
閉じていくと、
あまり自然の中に行きたいと積極的に思わなくなったり、
人生の流れがスムーズではなくなってきたり、
ワクワクを感じにくくなったり、
したいこと、夢や希望、人生を楽しむ気持ちが
薄れてきたりします。
そんな症状がある時は一休みして部屋から出て、
作られた自然ではなく、天然の自然（山や海、川など）を
楽しむ時間を持つといいですね。
そして、扉が大きく開いた時はわかりやすいです。
忘れていた大切なことをハッと思い出し、
まるで目が覚めたような気分になります。
思い出すのは頭ではなくハートです。
すると意識が一瞬で変わり、
全ての細胞が、新しくなったように感じます。
頭で覚えていても分かっていても、
ハートが忘れているとダメなのですね。
（地元の海にて。冬の海は砂紋が美しいです♪）
自然は波動が高く、その中にいると私たちの波動も同調して高くなり、
そのおかげでいつもその人にとって一番大切なことを
思い出させてくれます。
何のために生きているのか、
どうして生まれてきたのか、
何をしたくてここにいるのか、
今本当はどうしたいのか・・・
ちょっと話は変わりますが、
以前友達に自律神経失調症の人がいたのですが、
その人はお医者さんに、
朝日を浴びながら散歩しなさいと言われ、
数日やったそうですが、
全く何の効果も感じられず、すぐにやめてしまいました。
今思うに、鬱や自律神経失調症などの病気は、
心の扉が閉じてしまい、
自然の中にちょっといっただけでは扉は開かないのでしょう。
閉じかけのうちなら、
自然の中に行くと影響を受けやすいのでしょうが、
閉じてしまうと開けるまで時間がかかるように思います。
でも、効果を感じられなくても自然の中に行き続けていると
必ず影響を受けていると思います。
はじめは全く退屈で、行くのがしんどいだけで、
何の効果も意味もわからなくても、
自然の波動の中にいる時間をたくさん持つと、
きっと無理のないペースで
少しづつ扉は開いていくと思います。
ですから、今人生の流れがスムーズではないと思うかたや、
道に迷うかたも、
扉が閉じる前にケアすることをおすすめします。
また、そこまでではないかたも、
この人の多い日本で、常識や世間に飲まれないで
自分らしく生きるために、
時々自然の中に行くといいと思います。
ぜひお気に入りの自然を見つけて、
仲良くなってエネルギーを感じ、楽しみ、
心の扉を大きく開いて大切なメッセージを
ハートで受け取ってくださいね。
