前向き気づき日記

瞑想歴29年。読むだけで気持ちが軽やかに前向きに。自分らしく生きたい方へ。

北山裕子

北山裕子(id:yuko-k-ami )
瞑想歴25年、東京や大阪を中心に瞑想セミナー、キネシオロジーセミナーを主催。 エネルギーヒーラー。 23才で摂食障害を治すため、 藁にも縋る思いではじめた瞑想で潜在意識とつながり、 自分の奥底に眠っていた本当の自分(潜在意識)と 会話ができるようになりました。
読むと気持ちが軽やかに、自然と前向きになるようなお話しを綴っています。

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寂しさや不安は頭の散らかり具合と比例する

今日は久しぶりに夕陽が海に沈むのをゆっくりと眺めました。

 

空や海をオレンジに染めながら沈む様は

圧倒的なエネルギーに満ち、

 

無言なのに言い尽くせないほどの言葉を

受け取ったような気がしました。

 

こんな時間をもっと大切にしたいなと思います。

 

 

さて、先日古い映画をDVDで観たのですが、

 

もう長く普段テレビを観ないので、

久しぶりにたっぷり物語の世界を楽しみました。

 

自分が体験できない、していないシチュエーションを

登場人物の気持ちで味わうことも楽しいですし、

きれいな女優さんや素敵な俳優さんにはうっとりで、

 

普段物語は小説で読む派ですが、

久しぶりの映像で見る物語は

とても新鮮でおもしろかったです。

 

 

そうして観終わった後、

小説以上に映像で観ると、後で色んな場面が浮かび、

その世界観の中に入ったままで、

強く影響を受けていることを感じました。

 

小説を読んだ時の余韻とはまた違い、

思った以上に頭に色んな場面やセリフ、顔などが浮かび、

 

いつもより頭の中が賑やかになっていることに気づきました。

 

普段全く観ないものを久しぶりに観たからか、

映像の影響の大きさなのか、

 

なんだか私の世界が薄れ、

映像の世界が濃く私に入り込んでいるように感じました。

 

映像の影響力はすごいですね!

 

 

今回観たものは、明るく爽やかなお話で

波動はそう悪くないと思うのですが、

 

でもこの影響力と頭の賑やかさにはビックリでした。

 

瞑想をしても入るまでの時間が違いましたし、

集中力も違うように感じました。

 

昔、当たり前のように毎日テレビでドラマなどを見ていた時、

どれだけ知らず知らずのうちに

影響を受けていたのだろうと考えると、

 

そりゃあ自分らしさも心の奥の声も

分かりにくくもなるなと納得しました。

 

 

特に今回の私のように、普段観ない人や、

日頃から満員電車や人ごみに行かず、

不特定多数の人とあまり接する機会の少ない人は

大きな影響を感じると思います。

 

意識やイメージ力がクリアで澄んでいるほど

頭に直接入ってくる映像の影響は大きいようですから、

 

これからもたまに映画を楽しむと思いますが、

一本観たらしばらく間をあけるなど

ペースを調整しながら楽しみたいなと思いました。

 

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(ニュージーランドで滞在したお家の庭にて。)

 

 

私がテレビを観なくなったのは9年ほど前からですが、

その頃は私自身大きく変わった時期でもありました。

 

日常の自然の美しさからたくさんのインスピレーションを得たり、

気づき成長するきっかけをいただくようになった時期です。

 

テレビを観なくなったのは、その頃ニュージーランドに2ヶ月半ほどいて、

現地での大地震の停電生活がきっかけでしたが、

 

その静けさが新鮮で、電気音がない暮らしは

こんなに穏やかなのだなと気づきました。

 

何故か時間の流れがゆっくり感じられ、

自分の中の大切な部分が喜んでいるように感じました。

 

その生活にすっかり馴染み、

帰ってきてからもテレビはつけなかったのですが、

 

その分自然と、窓の外の光の変化や、

鳥の声、空気の違いなどに敏感になり、

感覚が磨かれ、波動やエネルギーを感じる力も磨かれたように思います。

 

 

そんな風に毎日を過ごしていると

頭の中のおしゃべりも静かになり、

ゴチャゴチャと色んなことがあふれていたのが、

 

何か出来事がある度に、一つ一つ片づけたり手放したりし、

スムーズに対応できるようになり、

散らかることがなくなりました。

 

これは同時にずっと続けていた瞑想のおかげでもありますが、

そうした毎日の暮らしにより

瞑想の効果が短い時間で現れやすいように思います。

 

ずっとテレビやラジオ、音楽などをかけっぱなしにして、

賑やかになった頭を毎日整理し手放す作業から入る瞑想と、

 

日常が落ち着いた心地よい静けさのまま

瞑想をするのとでは、同じ10分でも違います。

 

 

人は毎日どんなに忙しくても、

むしろ忙しいほど、

一人になり静かな中で目を閉じ落ち着く時間が必要だと思います。

 

ざわついた心や慌ただしい頭のまま眠り、翌日が始まるのは、

昨日脱いだ靴下や汗を拭いたタオルが散らかりっぱなしの部屋で

暮らしているようなものです。

 

使ったタオルは洗い、出した毛布はたたみ、

ピカピカとまでいかずとも、

せめて起きた時に気持ちがいいように整えて一日を終わると、

 

毎日が心地よく始まり、

無駄に悩んだり不安になったりしないで過ごせます。

 

 

また、寂しさや不安は

頭の散らかり具合と比例していると思います。

 

それは瞑想で整えることができますが、

 

同時に日常の生活もあまり散らからないようにすると、

瞑想がなかなかうまくできない人も入りやすくなり、

寂しさや不安が思い浮かばなくなると思います。

 

テレビや音楽が好きな方は、全く辞めてしまうのは難しくても、

 

寝る前の3時間は観ないとか、

お風呂に入るまでで終わりにするなど工夫をするといいですね。

 

寝る直前には観ないようにするのもおすすめですし、

 

例えば、観たい番組だけ観るように決め、

とっておきのお楽しみにして、

録画しそれだけ観て終わったら消すなど

ダラダラ観るのをやめる工夫をするのもいいと思います。

 

私もたまに映画を観たくなりますから、

これからも時々楽しむと思いますが、

特別な日のご馳走のように、味わって楽しみたいと思います。

 

 

20代の頃はテレビなどの音がないと寂しいと思っていましたが、

今は一人で静かな夜は落ち着き、豊かな感じがします。

 

何故あんなに寂しさや不安と一緒に暮らしていたのか、

不思議です。

 

寂しがり屋さんや不安がたくさんある人ほど、

静かな時間の自由な広がりを知っていけると

いいように思います。

 

それでもやっぱり音がないと寂しいと感じるなら

まずは瞑想から始め、

その時間に静けさを味わうことに慣れるといいですし、

 

自分なりのやり方で

外部からの刺激のない静かな時間を

生活を取り入れることからでもいいと思います。

 

今夜も心穏やかな、どこまでも広がる静かな夜の時間を

楽しまれますように(^^)