前向き気づき日記

瞑想歴24年。自分らしく生きたい方へ。

北山裕子

北山裕子(id:yuko-k-ami )
瞑想歴24年、東京や大阪を中心に瞑想セミナー、キネシオロジーセミナーを主催。 エネルギーヒーラー。 23才で摂食障害を治すため、 藁にも縋る思い出はじめた瞑想で潜在意識とつながり、 自分の奥底に眠っていた本当の自分(潜在意識)と 会話ができるようになりました。
読むと気持ちが軽やかに、自然と前向きになるようなお話しを綴っています。

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ぶつかっても美しく響く人生にするには

私は普段ピアノを教えているのですが、

今は私の子供の頃とは違いピアノの教則本も色んな種類があります。

 

私が子供の頃に誰もが使っていたバイエルという本は今もあり、

(ピアノを習ったことのある方ならご存知かと思います。)

今も保育士さんになる試験の課題になっていたりしますが、

 

それ以外にも例えばバスティンというアメリカ人の方が作った本は、

バイエルとは違い、かなり早い段階から♯や♭が出てきたり、

ペダルや手の交差、移動、様々な記号なども出てきます。

 

最低限の技術ができるようになってから応用、という考えから、

はじめから可能な範囲で楽しんで弾くという形に変わってきました。

 

どちらがいいというわけではないので、

どちらもバランスよく取り入れるといいなと思っています。

 

 

これまで小さな子供から定年後の方まで

色んな方のレッスンをしていますが、

 

今週来た、習い始めて1年くらいの生徒さんの弾く曲に、

たまたま♯や♭、足のペダルを使う曲があり、

曲中には不協和音も入っていました。

 

不協和音とは、二つ以上の音が同時に鳴った時に

全体が調和しないで不安定な感じを与える音の組み合わせのことで、

 

具体的には、例えば隣同士の音(例えばドとレ)を同時に弾くと

不協和音になり、

音がぶつかるような感じに聞こえ、

不快に感じたり濁ったように感じたりします。

 

そんな不協和音は、

昔は子供や初心者の教則本には出てこず、

少し弾けるようになってからだったのですが、

 

今は本によっては

かなり早い段階から出てくるようになりました。

 

 

始めて不協和に子供たちが出会うと、

それまでのきれいに調和して響く和音とは違うので、

 

自分が弾いた音が間違ったのか?と

みんな気持ち悪そうに止まったりします。

 

それまでの音楽はきれいに響く音しかない世界でしたから、

濁ったような音、ぶつかるような不快な音が出てくると

気持ち悪くてへんだなと思うものです。

 

でもその不快な不協和音は少し進むとよくあるもので、

難易度の高い曲や有名な曲にもたくさん使われています。

 

例えばショパンやドビュッシーなどの曲は、

それをうまく取り入れているからこそ

飽きさせず緊張感と緩和があり単調にならず、

深みのある味わいがあります。

 

調和しない濁った不協和音がたくさんありながら、

曲として流れるとそれが美しく聞こえ、心を揺さぶるのです。

 

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(ピアノができる前にあったチェンバロという鍵盤楽器です。

鍵盤の白と黒が逆なのがおもしろいです。)

 

そんな不協和音との初めての出会いをした生徒さんを見ていると、

まるで人生のようだなと思いました。

 

子供の頃は、正しいことは正しくて、

自分を取り巻く家族や友達の中で安心して暮らせ、

世界は調和して美しいですが、

 

成長するとそれまでのきちんと正しく整った美しい世界にはなかった

人間の濁った部分にぶつかったり、

周りの人とうまく調和できず緊張感があったり、

理不尽だと感じる出来事に遭い、

不快感を感じたりすることが出てきて、

 

そこに滞在せず早く次の整った美しい世界に行きたくなります。

 

でも、正しく整った人しかいない、正解しかない世界はきっと単調で、

ずっとそればかりでは飽きてくるでしょう。

 

人間は美しいものを美しいと味わう能力がありますが、

どんな状況にも慣れる順応性もあり、

 

例えば美しい自然に囲まれた場所しか知らなければ、

その美しさに慣れてしまい、新鮮さが薄れたり、

例え荒んだものであっても

違う刺激が魅力的に感じたりすることもあるでしょう。

 

でも人間関係や仕事に疲れた大人が久しぶりに自然の中に行くと

その素晴らしさに感動したりします。

 

人生や世界の美しさ、素晴らしさを味わう時、

緊張感や不快感などを知っているといないでは

全然見方が違います。

 

このままでは落ち着かない、何か違和感を感じる不協和音の世界から、

美しく調和したリラックスの世界へ移る経験も、

 

世界の素晴らしさを本当に味わいつくすためには

なくてはならないものだと思います。

 

 

例えば、不協和音のないシンプルな曲をずっと聴いていると

退屈で飽きてきて眠くなる人は多いです。

 

逆に、不協和音だらけの曲を聴いていると、落ち着かず疲れます。

 

曲の中に不協和音がちょうどいい刺激になるように入ると

素敵な曲になるのです。

 

不協和音は程度にもよりますが、

ないよりあるほうがいいということですね。

 

 

でも、人生で不協和音の入り具合を

コントロールするのは難しいですよね。

 

自分の人生には多すぎるのでは?と思うこともあるかもしれません。

 

不協和音のような不快さ、濁り、ぶつかる感じなどを

人生から減らすには、

 

調和した協和音へと解決すること、その先を意識することで

その流れを作っていけます。

 

 

ピアノの演奏でも、

弾く前に弾く音をイメージしてから音を出します。

弾いてから味わうのではなく、弾く前にもう感じて味わっているのです。

 

そしてその音が次にどこに行きたいのかを感じながら弾きます。

すると自然な流れができるのです。

 

人生でも同じように、

不快な状況にあるなら、調和した状況をイメージし

そちらへと方向付け流れを作ることです。

 

 

更に、素晴らしい演奏家は不協和音すら美しく聴かせます。

 

濁っているはずなのに汚くはなく、

いい緊張感として表現するのです。

 

下手な人ほど不協和音はもちろん、

調和した協和音も汚れたように聴こえます。

 

そんな風に同じ楽譜の曲を弾いても、

美しく聴こえる人とそうでない人があるということは、

 

人生でも状況により不快さが決まるのではなく、

それを生きる人がどう演奏するか、料理するかが大切だということです。

 

 

全く不快さがない人生はないでしょう。

 

でもそれをいい刺激にして、

それすら美しく調和させられたら素敵ですね。

 

そんな人生の達人になると、

どんな苛立つ状況もただの不快ではなくなるでしょう。

 

 

そんな人生の達人になるには、

どんな出来事も演奏の仕方次第で美しく調和すると知り、

状況のせいにして逃げないことです。

 

正しい協和音だけが美しいわけではないことを忘れずに、

ちょっとクセのある不協和音を

おもしろく捉えられるようになると素敵ですね。

 

不協和音は時にロマンチックで、時にドラマチック、

時に葛藤し、刺激的で、幻想的だったりします。

 

物語にはなくてはならない盛り上げ役です。

 

そんな状況を含めた人生を

自分だけの味わい深い一曲の音楽、一枚の絵に仕上げられるように、

心を開いて楽しんでいきたいですね。

 

きっと一色だけペタッと塗りつぶした絵より、

心揺さぶる美しい世界が描けると思います。

 

人は誰もがクリエイティブ(創造的)な才能を持っています。

 

そんな一人一人の世界観を楽しんで表現していきたいですね。

 

 

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