前向き気づき日記

瞑想歴29年。読むだけで気持ちが軽やかに前向きに。自分らしく生きたい方へ。

北山裕子

北山裕子(id:yuko-k-ami )
瞑想歴25年、東京や大阪を中心に瞑想セミナー、キネシオロジーセミナーを主催。 エネルギーヒーラー。 23才で摂食障害を治すため、 藁にも縋る思いではじめた瞑想で潜在意識とつながり、 自分の奥底に眠っていた本当の自分(潜在意識)と 会話ができるようになりました。
読むと気持ちが軽やかに、自然と前向きになるようなお話しを綴っています。

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存在価値を感じられない時は

今日は時折小雨が降る一日でした。

 

湿度が高いので蒸し暑いながらも

最高気温が30度を下回り、

夏もそろそろ終盤になってきたようです。

 

 

ひと月ほど前から私のパソコンのそばに

リキュウソウを飾っているのですが、

 

パソコンの前で格闘したこのひと月、

どれだけ癒され元気をもらったかわかりません。

 

やってもやっても終わりが見えない時、

ふと画面から目を離すとリキュウソウがいて、

 

そのかわいらしい葉の形や美しい緑に

何度もほっこり笑顔にしてもらいました。

 

見るたび勝手に自然と笑顔になっているのです。

 

黙ってただそこにいるだけなのに、すごいですよね!

 

 

今もパソコン作業の毎日ですが、

今年の夏はリキュウソウと過ごした夏だったなぁと

しみじみ思います。

 

そこにいてくれるだけで誰かの役に立っているということは

確かにあり、

 

リキュウソウに限らず、人も自然もどんな存在も、

 

もしかすると本人(本草?)は

私は何もしていないよと思っているかもしれませんが、

 

その存在に助けられたり救われたりしている人が

きっといるのだと思います。

 

 

自分が誰かの役に立っていると実感できる機会は

あまりないかもしれませんが、

 

それでも思わぬところで誰かが

そう思ってくれていたり、

 

もしかするとその時は気づかなくても、

後になってから、

「あの時のあの人のおかげで今の自分がいる」

と思ってくれている人がいるかもしれません。

 

毎日同じことの繰り返しで、

自分は人や社会の役に立っていないような気がしたり、

自分の代わりなんていくらでもいると思う時も、

 

そのことを忘れないでいたいですね。

 

 

もし本当に

自分なんていてもいなくてもいい存在だと感じたり、

 

たまには役に立つこともあるかもしれないけれど、

今日の自分は何の役にも立っていないと思うなら、

 

今すぐ世界の役に立つ方法がありますから、

ぜひされるといいと思います。

 

それは、ありがとうとみんなに伝えることです。

 

今日自分に関わってくれた人や目に付いた植物や動物など、

すべてに、ありがとうと伝えましょう。

 

 

何故、ありがとうと伝えることが、

誰かの役に立つことになるのかと言いますと、

 

してあげた側、与える側は、

してもらった側、受け取った側がいるから生まれるもので、

 

受け取ってくれる誰かがいないと

誰も与えることができません。

 

その「受け取ってくれる誰か」は、

人に限らず、植物や動物に限らず、

世界や宇宙などもそうですが、

 

自分一人だけしかおらず、

植物も世界も宇宙も何もない「無」なら、

何も与えることができません。

 

それを可能にしているのは

受け取ってくれる何かのおかげです。

 

そして誰もが、与えた時に

幸せになります。

 

ですから、あなたが「ありがとう」と言うことで、

言われた人や存在は、あなたにより存在価値を感じ、

幸せになるのです。

 

こう考えると、与える側だけが立派で、

受け取る側は役立たずというわけではないと

わかると思います。

 

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(北海道 美瑛にて。)

 

また別の視点では、

心からありがとうと誰かから言われると、

言われた人は自分が役立ったのだと知り、

幸せを感じます。

 

言われなくても役立っていますが、

でも言われないと分からないというのは

よくあることだと思います。

 

例えば、毎日ご飯を作り、細々としたことを

整え準備してくれたりするお母さんは、

本当にたくさんの労力をかけ、

家族のために働いてくれていますが、

 

子供の頃はそれに気づかず、

当たり前のように甘えていたりします。

 

そんなお母さんの存在に気づき、ありがとうと伝えることで、

お母さんは毎日続けてきたことを

よかったと幸せに感じるでしょう。

 

これはお母さんに限らず、

スーパーの店員さんや、配達してくれた人、

狭い道路や混んでいる駅などで道を譲ってくれた人、

私たちは毎日たくさんの人のお世話になって

生きています。

 

いつもありがたいと思っていても、

ただ思っているだけではなく、

ちゃんと言葉で伝えることはとても大切で、

 

また更に言葉だけではなく、

ありがとうの気持ちを、

相手が喜ぶことで返すこともとても大切です。

 

 

毎日そうしてありがとうを伝えることで、

受け取る側と与える側の両方を生きることになります。

 

人は与えるだけでも、受け取るだけでも、

片側ばかりだと虚しくなり、

幸せにはなれないように思います。

 

またこのバランスも大切で、

私が思うに、受け取る分の2倍3倍

自分から与えようとするくらいで、

やっと同じくらいにバランスが取れるように思います。

 

それだけ無自覚に当たり前にたくさんの存在から

いただいていると思います。

 

 

ですから、役に立っていないように感じる時ほど、

評価されたり認められらたりされないことを

思い悩まないで、

 

毎日ありがとうと伝えてみるといいですよ。

 

そして自分にできることで

その気持ちを相手に行動で伝えていきましょう。

 

その行動は自分がされたらうれしいこと、

相手が喜ぶことをすることです。

 

そうしているといつの間にか、

自分がありがとうと言われる側になり、

人に喜ばれ幸せを感じる毎日になるでしょう。

 

 

今日はどれだけの人のお世話になりましたか?

どれだけ感謝を伝えましたか?

 

誰かの役に立っているなど、

自分の存在価値を感じていますか?

 

どれもあまり…なら、

まだまだ幸せになれるということですね。

 

お世話になっているなと思う存在すべてに

ありがとうを伝え、

みんなで幸せに生きていきたいですね。