今日は暖かく静かな曇り空の一日で、
夕方17時前にはすっかり夜が訪れました。
もう明日は冬至ですね。
エネルギーの切り替わりで、
流れるエネルギーが大きい時です。
瞑想をされている方は、
いつもとは違うエネルギーの流れを
感じていらっしゃるのではと思います。
23日の満月のエネルギーも重なりおもしろい時期ですから、
今日明日はいつもより時間を取って瞑想をされるといいですよ。
新年を前に一足早く新しいエネルギーに切り替わるこの時、
そのエネルギーに波動をチューニングし、
新しい流れにスムーズに乗っていきましょう。
来年のスタートもいい流れに乗って行けますよ。
さて、今日は懐かしい旅話から。
昨日久しぶりに本屋さんに立ち寄り、
珍しく雑誌を買ったのですが（旅行誌です。）、
色んな国のことが書かれている中に
モロッコの写真が載っていました。
一度だけ行ったことがあるのですが、大好きな場所で、
当時の写真を見るとちょうど10年前でした。
今では旅好きの間ではかなりメジャーな国になりましたが、
当時は周りに行った人がおらず、
まだスマホもなく、
ネットも今ほどみんな使っていませんでしたから、
行く前に情報を探すのが難しかったのを覚えています。
モロッコに行きたくなったのは、
その前にスペインの南部からアフリカ大陸を見たからです。
うっすらと海の向こうに霞んで見えていて、
ヨーロッパからアフリカ大陸はすぐ近くなのだ！と実感し、
（両国の近い町同士はフェリーで1時間半ほどです。）
学生時代、世界地図で見てもアフリカは遠い場所で、
ヨーロッパには行くことがあるかも？と思っていましたが、
アフリカを見る日が来るとは思っても見なかったので、
まさか不意にスペインから見えるとはと
とても驚き感激したのを覚えています。
イスラムの雰囲気が混ざりとてもエキゾチックで
ワクワクしました。
それでいつかあの向こう側に行ってみたいと
憧れていたのです。
見事に水のある所にだけ木が茂っていました。）
行ってみますと思った以上におもしろく、
何もかもが新鮮で、
毎朝大音量のアザーンで起きることも、
物に値段がなく、買うたびに交渉して値段が決まることも、
毎日朝から晩までワクワクが止まりませんでした。
歌のようなお知らせが一日5回あちらこちらから
聞こえてきます。）
車や自転車が入れない迷路のような街の中は、
今もロバやラバが荷物を運び、
ジュラバという民族衣装を着た人たちの中にいると、
まるで物語の中の街にいるようでした。
そんな街からバスで丸一日かけてサハラ砂漠へ行ったのですが、
（途中トラブルがあり大変でしたが、
今となってはおもしろい思い出です。笑）
途中いくつも超えた山々に木々も草もなく、
そんな山を見たのも初めてで驚きでした。
日本にいると山といえば木がたくさんある所ですが、
世界の場所によっては、山は木のない岩や土の山で、
（その後色んな国で木のない山を見ました。）
日本の山のように木が覆っているのは、
気候や風、水があるなどの条件が揃っているからなのだなぁと
初めてその豊かさを感じました。
（モロッコ サハラ砂漠。砂が細かくサラサラで赤く見えます。）
サハラ砂漠では月と星の中、ラクダに乗って日の出を見に行きました。
真っ暗な月夜から、空が色づき出し、
太陽が顔を出した時の感動を今もよく思い出します。
太陽が出ると風が流れ出し、砂漠の砂紋が変化し、
それが真っ赤に染まる世界は圧倒的に美しかったです。
まさか自分の人生で世界地図で見たサハラ砂漠で、
月夜にラクダに揺られたり、日の出を見る日が来るなんてと、
なんとも言えない感動がありました。
人生ってしてみたいと思って行動すれば
確かにそうなるのに、
やるまではみんな自分には縁がない遠いものだと
思っているものですね。
無理、出来ないと言うことのほとんどは、
ただ自分には縁遠いような気がしているだけ、
そう思い込んでいてやらないだけですね。
でもやろうとすると意外と自分にもできるのだと分かります。
世界も人生も案外単純なのだと、
行動しそんな経験を重ねると分かります。
と言っていました。
確かに車などあっても役に立たないですから。
（カサブランカなどの街では車がいっぱい走っています。）
価値観はこうして環境が違えば簡単に覆るものですね。
当たり前などない、どんな絶対的だと思う価値観も
絶対ではないのだと学びました。
また、何もない不毛の地だと思っていた砂漠は、
あんなに表情豊かで雄弁に語る場所なのだと知りました。
まるで生き物のようで、神様のようで、
あるがままの自然にとっては、
人もラクダもサソリもフンコロガシも同じなのだと知りました。
他にもたくさんそれまでの当たり前が壊れ、
世界が広がった旅でした。
そんな旅からちょうど10年。
10年前の自分からは想像もつかなかった今の自分がいます。
それは、縁遠くて現実味がないと思っていたことを、
無理だと言ってやらずに終わらず、
やってみたからある今なのだと思います。
今私はいつでも砂漠にまた行けると思っていますし、
アラスカだって、アフリカのサバンナだって、
南米大陸の最南端だって、
行こうとすればいつでも行けると感じています。
同じように、生きたいライフスタイルを実現したり、
働き方や仕事を選択したり、
望む生き方を選択することで実現できると知っています。
それはどんなことでももう、
昔世界地図を見て、
アフリカ大陸は縁遠く現実味がないと思っていたのとは違い、
広げた世界地図はどこにでも行けると感じるように、
私は自由にどんな風にも生きられると感じているからです。
そんな今がうれしいですし、
これからも自分の望むことと現実の距離を
挑戦し行動することで縮めながら、
楽しんでいきたいなと思います。
簡単に実現させる方法を探すより、
無理だと眺めて終わらないで、
今一歩を踏み出すことですね。
やったことがないことや、自分には遠いと感じていることを
ワクワクしながらやってみる毎日を生きたいなと思います。
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瞑想歴23年 和歌山市在住 北山裕子
東京や大阪を中心に瞑想セミナーを主催。 エネルギーヒーラー。
23才で摂食障害を治すため、 藁にも縋る思い出はじめた瞑想で
潜在意識とつながり、 自分の奥底に眠っていた本当の自分（潜在意識）と
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