前向き気づき日記

瞑想歴29年。読むだけで気持ちが軽やかに前向きに。自分らしく生きたい方へ。

北山裕子

北山裕子(id:yuko-k-ami )
瞑想歴25年、東京や大阪を中心に瞑想セミナー、キネシオロジーセミナーを主催。 エネルギーヒーラー。 23才で摂食障害を治すため、 藁にも縋る思いではじめた瞑想で潜在意識とつながり、 自分の奥底に眠っていた本当の自分(潜在意識)と 会話ができるようになりました。
読むと気持ちが軽やかに、自然と前向きになるようなお話しを綴っています。

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許すこと ~新しいペイフォワード

 

昨日、一昨日は東京で

セミナー「幸せを生きる」と、「瞑想セミナー」を開催し、

今日さきほど東京から和歌山に帰ってきました。

 

帰るのがすっかり遅くなってしまったので、

セミナーのお話やいつものブログは

明日以降に書きたいと思います。

………………………………………

 

さて今日は、私の人生で忘れられないお話です。

 

以前、知人のAさんが、Bさんに

とてもひどいことをされました。

 

BさんはAさんの夢を壊し、とても大切なものを永遠に奪いました。

(追記・Bさんのいい加減さや無責任さにより、

お子さんの命が失われてしまいました。)

 

誰が聞いてもありえないと思うような酷い話で、

法的に訴えれば確実に裁判で有罪になるようなことで、

多額の賠償金も取れるようなことでしたが、

 

Aさんは訴えたりせず、Bさんを泣きながら許しました。

 

どうにもならない怒りと悲しみを抱えて、

それでも許すことを選んだのです。

 

その時AさんがBさんに言った言葉です。

 

「私があなたを許すのだから、

あなたはこの先の人生で、

人からどんなひどいことをされても絶対に怒らずに

許してください。」

 

それを聞いたBさんも泣いていたそうです。

 

 

昔、「ペイフォワード」という映画がありました。

 

pay backというと、受けた人に返すという意味で、

悪いことをされたら復讐するというような意味もありますが、

(支払う、の意味からのネガティブなニュアンス。)

 

pay forwardはその逆の意味で、先に送るということですが、

映画では、よいことをされた時に

その人にお返しをするだけではなく、

他の人にもしてあげましょうという意味で、

 

一つうれしいことをされたら、

誰でもいいから3つ返していくことでみんな幸せになり、

世界をよりよくしていこうという内容の映画でした。

 

素敵な考えですよね。

 

 

ペイ フォワードでは、いいことをされたら

それ以上にたくさん次へ送るということでしたが、

 

そのAさんは、ひどいことをされた自分が許すことで、

許しを先へと送った(届けた)ことになります。

 

許しがたいひどいことをされた時に許すことで、

許された人は、その先の人生のすべてを受け入れ許そうと思い、

その先の人生が変わります。

 

いいことをされて3倍返しは簡単ですが、

とても辛いことをされ大切なものを失ったのに、

憎まず許すという愛で返すのはなかなかできることではありません。

 

でも戦争などもそうですが、誰かが最初に許さなければ、

憎しみの連鎖は終わらないですし、

このペイフォワードは始まりません。

 

普通のペイフォワードよりかなり難易度が高いですが、

これが出来れば世界は確かに変わるでしょう。

 

f:id:yuko-k-ami:20181102012658j:image

ニュージーランド ブレナムの公園にて。)

 

私たちの日常でも、誰もが人や自然や様々なものから許されて生きていると

頭の片隅では知っていても、

そんなことをつい忘れて生きているから

怒ったり不平不満がでます。

 

でも、とても許されないようなひどいことをして、

どんなに申し訳なかったと反省してもしきれず

罪悪感まみれの人が許されると、

 

その人は許されたことを忘れません。

 

そんなとても許されないようなことを許すと、

人は変わり世界が変わっていくでしょう。

 

 

先に自分が許すこと、これができる人は愛の人です。

 

その出来事が許せる、許せない、正しい、正しくないではなく、

許しとは、許すことを選ぶ、という

その人の意思による選択で可能になります。

 

された事の重さやひどさで決まるものではないのです。

 

私たちはつい出来事に振り回され、

許す許さないを正さや状況から判断しますが、

 

もう一つ成長し、状況から来る結果ではなく、

自分が許すことを選択するようにしていきたいですね。

 

 

許すことについてのお話になると、

いかに相手がありえないほど酷いか、

自分が許せないのは当たり前かを

力説する人は多いです。

 

「許せない自分は正しい」「当たり前」と思っていて、

みんなにそう認めてもらいたいのでしょう。

 

でも知人の究極の許しを見て、

どんなに許せないことが当たり前のように思う、

許せない自分は正しいと思う酷いことでも、

 

「許せないのは当たり前」で済ませず、

泣きながら許し愛で返す人もいるのだと学びました。

 

それは「構いませんよ」とするりと許す訳では

もちろんありません。

 

歯を食いしばって、辛さや悔しさの中にありながら、

相手を正論で責めたくなる言葉を何度も何度も飲み込んで、

許すことを選択する人もいるのです。

 

それは相手を甘やかすこととは違い、

相手に愛を持って許しを伝えることです。

 

中にはそんな深い愛が伝わらない人もいるかもしれませんが、

 

マザーテレサさんの言葉で、

「人はしばしば不合理で、非理論的で、自己中心的です。

それでも許しなさい」という言葉があります。

 

まさにそういうことでしょう。

 

状況や正しさによって、許せない場合もある、と別枠を設定せず、

すべてを許しなさい、とマザーテレサさんは言っているのですね。

 

そして彼女はそれを実践して生きました。

そのAさんもそうです。

 

なかなか私たちはマザーテレサさんのようにはなれないですが、

(地球人卒業レベルの臨界点を超えています。

彼女はそれを私たちに教えるために生まれたのかもしれませんね。)

 

世界にはそれを実践している人もいるのだと

少しでも見習って、

 

1も近づけなくても、0.1mmでも0.00001mmでも

成長していきたいですね。

 

 

今日は、ひどいことをされた時に愛で返し、

許しを先へと送る

新しいペイフォワードのお話でした。

 

みんなが許しあうことで愛あふれる世界になることを願って。

 

………………………………………

 

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瞑想歴23年 和歌山市在住 北山裕子

東京や大阪を中心に瞑想セミナーを主催。 エネルギーヒーラー。

23才で摂食障害を治すため、 藁にも縋る思い出はじめた瞑想で

潜在意識とつながり、 自分の奥底に眠っていた本当の自分(潜在意識)と

会話ができるようになりました。

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